こんにちは億持ってない億男です。
学生時代に利用していた奨学金の返済が家計を圧迫して自己破産にいたる人がいる…という問題が取りざたされている昨今ですが、今から奨学金を利用する学生さんに対する制度は拡大しつつありますが、今現在、奨学金を返済している人への救済はなにもないまま…なんとも不公平な話だなぁと思っております。
という話しはさておき、今回は進学をしたいけど将来のことを考えると奨学金は使いたくないし、かといって裕福なわけでもないという方に耳寄りな新聞奨学生についてご紹介していきます。
進学にはお金がかかる
大学や専門学校への進学はとにかくお金がかかります。私立の文系学部でも入学金と授業料だけでも年間100万円を超えることが多く、国立大学でも50万円から70万円は必要になります。ここに、学用品やテキスト代が必要になりますし、学校が遠方という場合は一人暮らしの費用までかかるのです。一人暮らしをするとなると、敷金や礼金、引っ越し費用家財道具の購入資金までかかるので、出費は数百万円になることも珍しくありません。
理系の学部になると、学費はもっと高くなりますし、進学には本当にお金がかかるものです。
かといって、自分の人生を大きく左右することにもなる進学を金銭的な理由で諦めるのは嫌ですよね。将来の夢のために進学をしたいという方もいらっしゃることでしょう。
新聞奨学生とは
経済的な理由で進学が厳しい…家にあまり負担をかけたくないというあなた!自分の将来の夢や勉学意欲を自分の努力ではなんともならない経済的に理由で諦めるのはまだ早いかもしれません。
そんな方にオススメの制度があるんです。それは新聞奨学生です。
新聞奨学生とは、大手新聞社が運営している奨学金の制度なのですが、原則として返済不要で学費を出してくれるのです。おまけに、ほとんどの新聞社で完全個室の部屋やアパートを無料で提供してくれるので部屋代もかからない!もちろん敷金も礼金もいりません。
新聞奨学生の制度は、大手の全国紙はもちろん地方新聞でも制度があるところがあるのですが、学費と宿舎を提供して貰って、朝刊や夕刊の配達や集金、折込作業などをするというものです。とはいっても、学費の為にただで働くというわけではなくて、ちゃんとお給料ももらえます。つまり、
返済不要の奨学金
部屋代が無料
お給料ももらえる
ということです。
この制度を利用すれば、学費を捻出できなくても、一人暮らしの費用を捻出できなくても自立して学生生活を送ることができるのです。
朝刊や夕刊の配達や集金などは決して楽な仕事ではありませんが、自分で生活をしつつ学費の審心配をしなくていいという点、そして、卒業後に奨学金が借金としてのしかかってくることがないという点はとても大きなメリットといっていいでしょう。
新聞奨学生の制度はどうやったら利用できる?
返済不要の奨学金と無料の宿舎、そして、お給料を貰いながらの仕事…という自立した学生生活を送ることができる新聞奨学生ですが、利用する為には
新聞奨学生の利用ができる進学先であること
各奨学会に申し込みをする
が条件です。
まず、新聞奨学生の対象になっている大学や専門学校、短大に進学をする必要があります。対象については、各奨学会に問い合わせをして調べてみましょう。そして、申し込みは進学先からではなく、自分で奨学会に申し込みをする必要があります。
成績や親の所得に制限はなく申し込みそのものは誰でもできますので、安心してくださいね。
新聞奨学生のデメリット
新聞奨学生にはたくさんのメリットがあるとご紹介しましたが、デメリットもあるので見ていきましょう。
途中でやめたら奨学金を一括返済する必要がある
仕事が大変
ということです。
お給料に関しては途中で辞めても返済の必要はありませんが、貰った奨学金に関しては、途中で新聞奨学生を辞めた場合は一括返済をしなければならないというルールになっているところが多くなっています。
奨学金の金額はとても高額ですので、一度始めたら最後までやり抜く覚悟が必要です。
そして、新聞奨学生が行う仕事はとても大変…。朝刊や夕刊の配達や集金業務があるので、友達と自由に遊ぶことができないことだってあります。お仕事ですから、ある程度大変なのは仕方ありませんが、無理のないプランを選ぶようにしましょう。
まとめ
経済的に理由で進学が難しい…そんな方にオススメなのが、新聞奨学生です。新聞奨学生なら、奨学金で学費を賄いつつ、お給料も貰えるので経済的に厳しくても進学がかなりしやすくなります。宿舎も個室を無料で提供して貰えるので進学にかかる費用の捻出が厳しくても進学ができるのです。仕事の大変さや途中で辞めた場合のデメリットはあるものの、やり抜くことで自信も付きますし、何より卒業後に奨学金という名の借金が残らないという大きな経済的メリットがあります。