こんにちは、億持ってない億男です。
自動車を所有している方にとって、思わぬ出費になってしまうのが、車の急な故障です。自動車の修理は決して安いものではありませんし、時には何十万円もの修理費用がかかることもあります。思わぬ出費は、できれば避けたいものですが、車の修理費を保険でカバーすることも可能です。
今回は、車の修理費用に備える保険についてご紹介していきます。
1.車の修理費用は高額になりやすい
車は機械ですから、どんなに大切に乗っていても壊れてしまう事があります。軽微な故障や走行に支障がない範囲の故障であればそれほど大きな問題ではないという考え方もできますが、時には走行や安全性に支障が出るほどの故障をすることだってあります。
車の故障は、もちろん修理箇所や車種にもよりますがかなりまとまった出費になることも多く、時に何十万円という修理費用がかかることだってあります。それでも、車が生活必需品という方や仕事でどうしても必要という場合には、修理をして乗り続けるか新しい車を買うかという選択肢しかありません。となるとどちらにしても大きな出費になってしまいます。
2.車両保険で故障はカバーできる?
車の修理費用が高い…とお話してきましたが「車が壊れても車検保険に入っているから大丈夫!」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。自動車の車両保険は、任意保険に付帯するもので対象になっている自動車が破損した場合に修理費用などをカバーしてくれるというものです。
車両保険には、自損事故の場合でも修理費用をカバーしてくれるタイプのものと、対車にぶつかったときなどに限定して補償してくれるタイプのものがあります。このどちらの車両保険にも言えることですが、あくまでも事故や接触などが車両破損の原因でなければならないのです。
つまり…そう!普通に車に乗っていて壊れてしまったという場合には、車両保険は使えないのです。
例えば、車をぶつけてしまった衝撃でラジエーターが破損したという場合は、自損事故もカバーされるタイプの車両保険なら保険で修理費用をカバーできます。ですが、ただ普通に走っていて急にオーバーヒートを起こして、点検したらラジエーターの破損だったという場合は、車両保険の対象にはなりません。
ですので「車両保険に入っているから壊れても大丈夫」というのは間違いなのです。車両保険でカバーできるのはあくまでも事故の場合のみ。自然故障は対象外になるので注意しておきましょう。
3.車の修理費用をカバーできる保険があります
車両保険も使えない、高額に修理費用がかかることもある…だからといって「車が壊れるかもしれないから」と必要になるとどうかも解らない車の修理費用のためだけに貯蓄をしていこう!なんて人はいませんよね。
貯蓄そのものはしていたとしても、急にやってくる車の故障で何十万円ものお金が一気に無くなってしまったらそれはそれでショックなわけです。となると、保険でカバーするのが最もシンプルで安心という考え方もあります。
実は、自動車の任意保険とは全く別の保険ですが、車の故障で発生する修理費用をカバーしてくれる保険があるのです。
それが「自動車部品保険」のパーツケアという保険商品です。
パーツケアでは、エンジン回りや電装品、エアコン関係など、どうしても故障が多い箇所の修理費用をカバーしてくれる保険です。
パーツケアには最も補償が幅広いプランに加えて、特に故障しやすい箇所に補償を限定したパーツケアライトバリューやパーツケアライトに電装品の補償をプラスしたものや、エンジンの補償を充実させたものなど、4つのプランが用意されています。また、福祉車両やハイブリッド車にも対応しています。
そして、パーツケアに加入していれば、ロードサービスやレスキューサービス、ドアの開錠、スペアタイヤ交換、ガス欠したときの給油などもしてもらえます。そして、自宅から100キロ以上離れた場所で車が故障した場合には、宿泊費やレンタカー代、修理後の搬送費用も保険でカバーできます。修理費用だけでなく、遠方で壊れたときに乗っている人のサポートまでしてくれるのは嬉しいポイントですね。
いつどこで起こるか解らないのが車の故障…修理費用や搬送費用、帰ってくるためにかかる費用までカバーできるパーツケアは、車の故障が心配という方にとって大きな安心要素となる保険商品といえます。
4.まとめ
突然やってくる車の故障は、思わぬ高額な出費になってしまいます。ですが、任意保険の車両保険では故障はカバーされません。車の故障での突然の出費に備える保険「パーツケア」に加入していれば、修理費用を保険でカバーできるだけでなく、遠方で故障した場合でも宿泊費や光熱費などを保険でカバーすることができます。車で遠方に行くことが多いという方や、ちょっと車が古くなってきて不安という方に加入を検討してみられてもいいかもしれません。