スポンサーリンク

先物で稼ぐ

スポンサーリンク

こんにちは、億持ってない億男です。
先物投資といえば、株式投資以上にハイリスクハイリターンな取引として有名です。
成功すれば、それこそ短期間で高収入も夢ではありません。しかし、失敗をすると、資産が一気に減ってしまうリスクがあります。
今回は先物で稼ぐをテーマに、先物取引とは何なのか、どうやって稼ぐのか、どんなリスクがあるのかを解説します。

スポンサーリンク

1.先物取引の仕組み

金融商品の一つである先物取引は、レバレッジがかけられること、そして投資対象の価格変動率が非常に大きい、などの理由からハイリスクハイリターンな取引となります。

そんな先物取引なのですが、どのような仕組みの取引なのでしょうか?

先物取引を簡単に説明すると、将来の決まった期日に売買をすることをあらかじめ約束した契約のこと。

期日までは実際の取引を行いませんので、契約をした時点では現物の受け渡しをする必要はありませんし、支払いをする必要もありません。

期日以内までならば転売や買い戻しが可能です。

証券会社などで利用できる先物取引というと、株価指数などを対象にした取引であることが一般的です。

この手の指数を対象にしている先物取引の場合、現物の受け渡しができないので、差金決済取引となります。

例えば4月1日時点で、1ヶ月後にガソリンを現在の価格である1リットル200円で買う先物の契約をするとします。

その後、ガソリンの価格が高騰したことで、1リットル300円まで値上がりしたとします。

すると、先物取引で1リットル200円で買うと契約をしていますので、値上がりした100円分だけ得をすることになります。これが先物取引における利益となります。

その反対で、ガソリンの価格が値下がりをすれば、その分だけ損をします。

先物取引で稼ぐためには、取引対象が今後値上がりするのか、それとも値下がりするのかを予測しなければなりません。

2.レバレッジのメリットとリスク

先物取引がハイリスクハイリターンな取引だと言われる理由として、まずレバレッジの存在があります。

レバレッジをかけることで、自己資金の何倍もの高額の取引ができるからです。

先物取引をする場合、仮に日経225先物取引の価格が2万円とした場合、その1000倍の2,000万円の取引をすることになります。

この場合、証拠金は1枚あたり60万円ほどとなるでしょう。

たった60万円という少額からであっても、2,000万円の高額の取引ができるので、成功すれば短期間で高額の収入を稼ぐことができます。

例えば今後日経225の価格が上がると予測をし、2万円から2万2000円まで上がったら、1枚あたり200万円稼げることでしょう。

しかし、もしも予想を外してしまい、2万円から1万8000円まで下がってしまうと、1枚あたり200万円の損失が発生します。

1枚あたりの必要証拠金が60万円だとすると、この時点で1枚あたり140万円の赤字です。

もともと資金に余裕のある方であれば、たとえトレードで失敗して損失が発生したとしても、自己資金から賄うことができるでしょう。しかし、資金が足りないと、一気に赤字になってしまい、資産が無くなってしまいます。

レバレッジをかけられる先物取引は、どの金融商品よりもハイリスクハイリターンなのです。

3.先物には期限がある

先物取引はその性格上、期限が設定されています。いざ期限が到来すると、予め契約した内容通りに決済をしなければなりません。

これが株式投資やFXならば、期限が設定されていませんので、一時的に含み損が発生したとしても、そのまま待ち続けることで稼げるチャンスが来るまで耐えることができるでしょう。

しかし先物取引には期限が設定されているため、稼げる時が来るまで待ち続けるということができません。

たとえ今後上がる見込みがあったとしても、期限が到来してしまえば、その時点で決済をします。

決済時に含み損があれば、満期の到来と同時に損失が確定し、損をします。

以上のように先物取引には期日が設定されているので、注意してください。

4.変動率が高い

先物取引はFXよりもリスクが高い取引だとされています。どちらもレバレッジがかけられる金融商品であるのにも関わらず、なぜ先物取引の方がハイリスクハイリターンなのでしょうか?

その理由は、価格の変動率にあります。

為替レートが投資対象であるFXの場合、レバレッジがかけられるといっても、それほど大きな値動きは期待できません。

為替レートはもともとそれほど値動きのある市場ではないので、レバレッジをかけないとあまり稼げないという一面があるほどです。

しかし、先物取引は違います。

株価や原油などの商品を対象にしている先物取引は、為替市場以上に値動きが荒く、短期間であっても大きく価格が変動します。

変動率が非常に高いので、取引に成功すればFX以上の稼ぎが得られます。同様に、失敗するとFX以上の損失が発生します。

同じレバレッジをかけられる取引といっても、変動率が高い先物取引の方がFXよりもハイリスクハイリターンなだけに、先物取引は上級者向けの金融商品となります。

5.先物取引で稼ぐためには?

先物取引で稼ぐことを考えているのであれば、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析をまず勉強してください。

さらに、資金管理の方法などを学び、資産を防衛する術を身に付けましょう。

ちなみに、マーチンゲール法のような、安易な方法に頼ってはいけません。マーチンゲール法で勝てる人がいるとすれば、それは無限に資金を持っているような富豪だけです。

初心者がマーチンゲール法を実践すると、確実に破産するでしょう。

そのような安易な方法に頼らず、プロがやっている王道的な方法を真似ることをおすすめします。

先物取引で稼ぐプロほど、しっかりとテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を研究し、堅実に稼いでいるものです。

まとめ

今回は先物で稼ぐをテーマに、その仕組みなどを解説しました。

先物取引は、FX以上にハイリスクハイリターンな取引です。

レバレッジがかけられる事に加えて、価格の変動率が高いなど、先物取引は投資のプロですら二の足を踏むほどリスキーな取引です。

その反面、成功すると一気に大きく稼げる取引であるのもまた事実です。先物取引をする際には、必ずテクニカル分析とファンダメンタルズ分析、そして資金管理の方法などを学び、資産を守る方法を習得しておきましょう。

勉強不足のまま先物取引を始めると、大事な資産が短期間で消失してしまう恐れがあります。しかし、取引に成功すると、先物取引はFX以上の利益をもたらしてくれるでしょう。