こんにちは、億持ってない億男です。
今年の夏も暑い日が続いていますね。扇風機やうちわだけでも夏を過ごすことができた昔とは明らかに気温が違います。
今の時代、夏場のエアコンは命を守るための必須アイテムですが、気になるのは電気代…電気料金が値上がりしていますし、できるだけ節約したいですよね。
今回は、電気代を節約しつつ快適に過ごすためのアイデアをご紹介します。
エアコンは必要
エアコンを使わないことが節約というのは古い考え方…今の時代に合っていません。最高気温が35度を軽く超える日が続く中でエアコンを使用そのものをケチると熱中症などの危険があります。
熱中症は命を落とすこともある危険なものですし、健康はお金では買えません。
ですが、あえてお金のお話をするのであれば、熱中症で入院したとしましょう。その場合の入院費用の平均は1日あたり2万円を超えます。
辛いだけではなく金銭面でも負担が生じる事になるわけです。つまり、快適に健康に夏を乗り切るためにエアコンは使うべきということ。健康を害してまでコストをかけないようにするのは、節約ではなくただのケチになってしまいます。必要な経費はしっかりとかけて健康で快適な生活を維持した上で、できるだけコストを削減しましょう。
エアコンと扇風機を併用する
エアコンの設定温度を高めの26度程度にして、扇風機を併用して風を回すことで電気代の節約になります。エアコンの冷たい空気を扇風機で部屋全体に循環させると効率的に、室温を下げて、エアコンの使用電力を抑えることができます。
扇風機を併用するときはエアコンの対角線上に置くとより効果的です。例えば、エアコンが部屋の右上にある場合、扇風機を対角線にあたる左下に配置すると、部屋全体に冷たい空気が均一に広がります。さらに、扇風機の風向きを天井に向けることで、天井に貯まっている冷たい空気が部屋全体に拡散しやすくなります。
エアコンのフィルター掃除をする
定期的なメンテナンスも電気代に大きく影響します。
エアコンにはフィルターがありますが、このフィルターが汚れていると、冷房効果が低下してしまいます。その分エアコンの消費電力が増えて、電気代が上がってしまいます。エアコンのフィルターは必ず掃除しましょう。自分でできるエアコンの掃除専用のグッズなども販売されていますので、掃除をしてフィルターを清潔に保つことで、電気代の節約につながります。
エアコンフィルター掃除は意外と簡単です。専門業者に依頼すると費用がかかりますが、自分で掃除すればそれほど費用はかかりません。まず、エアコンの電源を切ります。そして、蓋を開けてフィルターを取り外します。フィルターに付着した埃やゴミを掃除機で吸い取り、水で洗い流します。完全に乾燥させてから、フィルターを元に戻します。
フィルターは水洗いでも十分綺麗になりますが、エアコンの使い始めのときには専用のクリーナーを使ってエアコンを洗浄するとより清潔です。フィルターの汚れは電気代だけでなく、カビの原因にもなりますのでこまめな掃除は欠かせません。
エアコンの風量を調整する
効率的に部屋を冷やすために、エアコンの風量の調整も効果的です。
エアコンの風量を「強」に設定しておけば、短時間で部屋を一気に冷やすことができます。その後、風量を「弱」や「自動」に設定して、部屋の温度を一定に保つように工夫すれば、電気代の節約が期待できます。ただし、風量を「強」にするとエアコンが長時間フル稼働することになり、電力を消費してしまうため、自分で調整することが重要です。また、エアコンの稼働中に少し暑いと感じたときに、温度を急激に下げるのではなく風量を調整することで、かかる電気代を少しですが安く抑えることができるとも言われています。
先ほどご紹介した、エアコンと扇風機を併用している場合は、扇風機の風量を上げるというのもいいかもしれません。
そして、自動運転の活用も効果的です。ほとんどのエアコンには、自動運転機能が備わっています。自動運転機能は、エアコンが設定温度に応じて、応じて風量や運転モードを自動的に調整するというものです。自動運転を利用することで、無駄な電力消費を抑え最適な室温を維持できます。
まとめ
記録的な暑さが続く中で、エアコンを使わないという節約は、健康を害する可能性があり逆効果です。命に関わる暑さのなかでは、エアコンは必要不可欠なものとして使い、上手に電気代を節約することが大切です。例えば、エアコンと扇風機を併用したり、フィルターの掃除や風量の調整などを心がけたりすることで、快適に夏を過ごしながら電気代を節約できます。まずは健康第一!その上で賢くエアコンを利用してこの夏の酷暑を乗り切りましょう。