こんにちは、億持ってない億男です。
住宅の購入は多くの人にとって人生で最も大きな買い物となります。そして、住宅ローンは一生のうちでも一番大きなローン…つまり借金となります。
家を購入するとなると地方の中古物件だったとしても金額が大きくなりますし、住宅ローンは返済期間も長くなります。自分の生涯という長いスパンでの長期的な資金計画が必要です。
住宅ローンは一度組んだらずっとそのまま…というわけではなく、収入や生活の変化に応じて見直しをすることができます。
自分の収入だけでなく社会の動きが金利に影響するという難しい面もあります。住宅ローンの見直しのタイミングはとても大切。今回は住宅ローンの見直しについてお話ししたいと思います。
住宅ローンの見直しはいつ考えたらいい?専門家のアドバイスも重要
住宅ローンの見直しは定期的に行うべきです。生きているとライフスタイルや収入は常に変化しています。
住宅ローンは30年以上の長期にわたる返済がほとんどですので、人生の節目や大きな変化に応じてローンの内容を見直すのは当然のことです。例えば、結子供の誕生、転職や転居など、生活のステージが変わったタイミングは、住宅ローンの見直しを検討するタイミングといえます。
また、金利の変動にも注意しましょう。借りる金額が大きいため、わずかに見える金利の差でも、総支払い額で見たときに100万円以上の差額が出るケースも珍しくありません。
固定金利であったとしても、金利が下がったタイミングでの見直しや借り換えを行うことで、総返済額を大幅に減らすことができます。これにより、将来的な経済負担を軽減し、家計の健全化を図ることができるのです。
定期的な見直しを通じて、資金計画を練り直していくことは、長期的に見て非常に有意義です。例えば、毎年の家計見直しと合わせて住宅ローンの見直しも行うことで、全体の財務状況を把握しやすくなります。こうした習慣を身につけることで、将来的なリスクにも柔軟に対応できるようになります。
さらに、専門家のアドバイスを受けることも重要です。ファイナンシャルプランナーや住宅ローンの専門家に相談することで、最適な見直し方法を見つけることができるでしょう。
住宅ローンの見直しは一度行えば終わりではなく、定期的に見直すことが大切。見直しをすることで総支払い額がかなり変わることもあります。
繰り上げ返済はしてもいいの?
繰り上げ返済は決して悪いことではなく、はやく住宅ローンの支払いから解放されるという意味ではとても有意義です。
ですが、それは経済的に余裕があれば…の話です。
例えば、繰り上げ返済のために生活を犠牲にしすぎて心にゆとりがなくなってしまうのはよくありません。借金はよくないと思いがちですが、分割で支払えば良いというのはとても大きなメリットでもあるんです。
もちろん、金利が高い場合には、利息負担が大きくなるため、早めに返済を進めることで総支払額を減らすことができるという利点があります。しかし、住宅ローンは全体的に低金利ですし、手元に現金を残しておくというメリットやゆっくり払えば良いというメリットは大きいのです。例えば、急な出費や予期せぬ事態に備えることもできますし、支払いが分割でいいからこそ、旅行をしたり趣味にお金を使ったりして豊かな生活を送ることができます。
手元に潤沢な資金があって、繰り上げ返済をしても生活にも趣味にも支障がない場合には、繰り上げ返済をしてもいいのです。しかし、毎月の返済ができるのに、さらに無理をして繰り上げ返済をする必要はないのかもしれません。
繰り上げ返済よりローンの見直し?
住宅ローンの見直しには多くのメリットがあります。
例えば、借りた時より今の方が金利が低いのであればローンの見直しは節約になります。今、利用している金融機関から、他の金融機関に借り換えることで、より有利な条件でのローンが可能になるケースもあります。
こうした住宅ローンの見直しによって毎月の返済額が減少すれば、生活に余裕が生まれますので、趣味や娯楽、投資や貯蓄にお金を回すことができます。
まとめ
住宅ローンの見直しは生活スタイルや社会情勢に応じて定期的に見直すのがおすすめです。ですが、余裕があれば別ですが住宅ローンを無理に繰り上げ返済をする必要はなく、自分のスタイルにあった方法で長期的に返済するという方法のほうが豊かな時間を過ごせるかもしれません。
住宅ローンは定期的な見直しで金利を有利にできることもありますので、無理をして繰り上げ返済を強行するより先に、まずは住宅ローンの見直しを検討するほうが有意義というケースは珍しくありません。ファイナンシャルプランナーなどのプロに相談して意見を聞くと参考になります。