こんにちは、億持ってない億男です。
年末の大掃除で「たくさんゴミが出た」という方も多いのではないでしょうか。そして「さぁ、捨ててすっきりしよう」と思ったときに立ちはだかる問題。それが処分費です。
ゴミを捨てるのは「意外とお金がかかる」ものなのです。
今回は、ゴミを捨てるのにかかる「お金」について少しお話ししたいと思います。
家電には家電リサイクル料金がかかる
聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、家電を処分するときには家電リサイクル料金がかかるものがあります。
エアコン
テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ式)
冷蔵庫、冷凍庫
洗濯機、衣類乾燥機
上記の4点は家電リサイクル法に従った家電リサイクル料金を支払う必要があります。
あくまでも「家電」に対してかかるものですので、業務用のものは対象外となります。
家電リサイクル料金は細かく料金設定が決められていますが概算としては以下の通りです。
エアコン･･･990円～2,000円
テレビ･･･ブラウン管→15型以下：1,320～3,100円 16型以上：2,420～3,700円
液晶・プラズマ→15V型以下：1,870～3,100円 16V型以上：2,970～3,700円
洗濯機・衣類乾燥機･･･2,530～3,300円
となっています。
上記の料金はリサイクル料金で、別に運搬料金がかかるケースがあります。
家電を捨てる時には必ずお金がかかってしまいます。
家電以外のものもお金がかかる
家電リサイクル法以外の家電やその他のゴミに関しても処分するためには費用がかかります。
例えば、普段の生活ゴミも自治体が指定しているゴミ袋に入れて捨てますが指定ゴミ袋には「処分費用」が含まれていますし、自治体が回収する粗大ゴミなども処分費用がかかります。
そして、トラックにゴミを積んでもらって代金を支払うという方法での処分もできますが、軽トラック1杯で10000円～の費用が必要です。
他には、産廃業者を呼ぶという方法もありますがいずれの場合も処分費用がかかります。
少しでも処分費用を安くするためにできること
「ゴミを捨てるのにお金がかかる」のは仕方ないことでもありますが、それでもできるだけ「費用を安くしたい」ですよね。
まず、家電リサイクル法の対象になっている家電の場合は比較的新しいものであれば「リサイクルショップ」に買取を依頼するという方法があります。リサイクルショップに買取依頼できるのは「新しめのもの」「壊れていないもの」である必要がありますが、処分すれば費用がかかりますが買取して貰えればわずかでもプラスになります。
極端に古いモノや動いていないモノは買取を断られることがあるのでその場合は処分費用を支払うしかありませんが、まだ使えるものや新しいものであれば処分する前にまずはリサイクルショップに見積もりをしてもらうといいでしょう。
家電以外にも売れる物があります･･･。それは、鉄やアルミなどの「金属」です。金属は実は買い取って貰えるのです。もちろん、装飾品に使うような金や銀のような高価ではありませんが、鉄やアルミ、そして、ステンレスは捨てれば燃えないゴミですが、売ることができます。
どのくらいで売れるかは相場が常に変動していますが、金属がまとめてある場合は捨てないで売った方が賢明です。
鉄くずの買い取り価格はインターネットでもある程度調べることができますので、鉄製品を処分したいという場合は捨てないで、鉄くずなどの金属を買い取ってくれる業者を調べて連絡するのがオススメです。
金属なんてそんなにないよ･･･と思われるかもしれませんが、意外と金属でできたものはあるものです。例えば、サッシのフレームはアルミですし、アルミラックもアルミ。そして、シンクも鉄で出来ているものもありますし、スプーンやフォークはステンレスです。
ひとつひとつはわずかでも家中のモノを集めてみたら意外とたくさんあるのが金属でもあります。ガレージの掃除や家を「今年はしっかり掃除した」という場合は、金属類はすべてあつめてまとめておけば処分費用を浮かせることもできます。
まとめ
今回は、大掃除の季節に気になる「ゴミの処分費用」についてお話ししましたがいかがでしたか?ゴミを捨てるのもお金がかかる時代･･･とくに家電リサイクル法の対象になっている家電を処分する場合はリサイクル費用がかかってしまいます。
ですが、家電リサイクル法の対象になっていてもまだ使えるものや比較的新しいものであれば、リサイクルショップに買い取り依頼できるケースもあります。そして、金属類に関してはまとめて専門業者に売れば「わずかでもお金を貰うことができる」のです。高く売れなくても、処分すれば費用がかかりますからリサイクルショップや金属の買取業者などを上手く利用しましょう。