通信障害を回避するためにできることは?

こんにちは、億持ってない億男です。

テレワークやリモートワークをしているという人も増えている中で最近、話題になっているのは通信障害です。

テレワークやリモートワークはもちろんですが、それ以外の職業でもインターネットに接続できるということが前提でシステムが作られていることは多々あります。

「連絡ができない」というだけでなく通信障害でビジネスに影響が出てしまう可能性もあるのです。

通信障害への対策として、個人レベルでできるだけコストをかけずにできることはあるのでしょうか。

3大キャリアのすべてが通信障害の過去がある

通信障害といえば、記憶に新しいのが、2022年に発生したKDDIの大規模な通信障害です。障害発生は7月2日1時35分で、全面復旧は86時間後の7月4日でした。

そして、2021年にはNTTdocomoでも大規模な通信障害が発生しましたし、2018年にはソフトバンクでも大規模な通信障害が発生しました。

もちろん、携帯キャリアは通信障害などが起こらないように対策しているはずですが、それでも起こってしまうことがあるのです。

自宅やオフィスに固定回線のインターネット環境があるという場合は、仮に利用しているキャリアで通信障害が発生してもインターネットは使えるわけですが、自宅の回線もモバイルルーターやソフトバンクairのような携帯の電波を利用している据え置き型のルーターという場合は、通信障害でインターネット環境がなくなってしまうことになります。

個人レベルでできる対策は?

会社などの場合は、固定の光回線などを利用しているケースが多いでしょうから、仮に携帯キャリアの通信障害があっても会社のインターネット環境には影響がありません。ですが、テレワークやリモートワーク、そして、フリーランスの方で自宅の固定回線がない！という人にとっては大問題です。

そうではない場合でも、キャッシュレス決済が使えなくなったり、チケットを表示できなくなったりと通信障害で経済的な不利益を被ってしまう可能性は誰にでもあります。

もちろん、携帯がつながるのは当たり前ではあるんですが、それでも対策できるものならしておきたいですよね。

個人レベルでできる対策としては「自宅には固定回線を設置する」「フリーWi-Fiがある場所を把握しておく」「ESIMでデュアル回線にする」などです。

自宅にはできれば固定回線を置くこと･･･そして、フリーWi-Fiの場所の確認は「言われなくても解る」という人が多いでしょう。

ただ、借家だし固定回線の工事が面倒ということもありますし、コンビニエンスストアのフリーWi-Fiも縮小傾向にあります。

となると、最後のひとつESIMの利用を検討したいところです。

ESIMってなに?デュアルSIMは以外とお得

ESIMとは、次世代のSIMのこと。今まではスマートフォンにSIMカードを挿して通信していましたよね。ESIMの場合は物理的なカードが存在せず、スマートフォンの中にSIMが内蔵されているという感じのものです。

ESIM対応のスマートフォンの場合、物理的なSIMカードとは別にeSIMでの通信契約ができる！つまり1台のスマートフォンで2つ以上のキャリアの契約をして通信ができるんです。

「そんなことしたら通信費が跳ね上がる」と思われる方もいらっしゃるでしょう。確かに通信費がかからないわけではありません。ですが、eSIMは格安SIMでも対応していることが多く、キャリアであれば1GB/1,000円以上ということも珍しくないデータ料金が1GB/495円(税込)で利用できる（参考:IIJmio データプランゼロ）ケースもあります。

しかもESIMはSIMカードの挿入がありませんので、インターネットで契約をしたらすぐに利用できるんです。来店不要！

そして、先ほどご紹介したIIJmio データプランゼロは月額料金が165 円（税抜150円）なんです。めちゃくちゃ安いですよね。

この金額なら通信障害発生時にさっと契約してインターネット通信を確保するということも可能です。

eSIMを利用するためには、eSIMに対応しているスマートフォンを持っている必要がありますし、契約と設定時にwifiが必要といったデメリットもありますが、格安SIMのデータプランを上手く利用すれば、通信障害対策にもなりますし、毎月のデータ通信量金の節約にもなりそうです。