こんばんは、億持ってない億男です。
新型コロナ渦で不透明な世の中ですが、テレワークが進んだこと。そして、密になりにくい地方の良さが見直されたことで、都会から地方に移住するという方も増えました。
また、テレワークをするために自宅を改造したり…なかにはこれを機に住み替えを検討している方もいらっしゃるといいます。
住宅などの不動産は今、プチバブルだ!と言う人もいる業界ですが、ウッドショックなど
買う側にとっても売る側にとっても「すべてが上手くいく」という状況ではなくなっています。
そんな中で家を購入するなら、やはり出来るだけ安く建てたいのが買う側の本音です。
もちろん、物の値段には相場がありますし、安かろう悪かろうでも困る。
そこで今回、フォーカスするのがモデルハウスの販売です。
モデルハウスってなに?
ご存知という方がほとんどだとは思いますが、モデルハウスとは住宅販売の見本として建てられる家のこと。
モデルではありますが、もちろん実際に生活できる家がそのまま建てられています。オープンハウスなどで公開される家や分譲地でいち早く建設されてお客様に営業をするためのもの。
車で言うならディーラーの展示車や、試乗車といったところです。
もちろん、バスルームやキッチン、トイレもついていますし、最近では「泊まれるモデルハウス」なんかも登場しています。
モデルハウスも分譲される
家の見本品ともいえる、モデルハウスですが当然の事ながら生活ができる物件でもあります。
ひとつのモデルハウスを何十年も使い続けることなどできませんし、当然、モデルハウスも分譲され最後は誰かが実際に住む自宅となります。
モデルハウスは土地付の中古住宅として販売されるケースと、リユースハウスとして移設されるケースがあります。
メリットとデメリット
モデルハウス販売ですが、メリットとデメリットがあります。
まずメリットとしては
・新築よりリーズナブル
・間取りが決まっていてイメージしやすい
・家具や家電がついてくることもある
・高グレードの設備がついていることもある
です。
モデルハウスは未入居ではありますが、新築ではありませんので新築物件より価格がリーズナブルです。価格交渉に応じてくれることもありますし、安く家を建てたいという場合には大きなメリットになります。
また、すでに家が建設されており間取りも決まっているため、生活をイメージしやすいこと。そして、これはすべてのモデルハウスに該当するわけではありませんが、家具や家電がついてくることもあります。
そして、モデルハウスは見本品ですから、オプションになる高グレードの設備がついている物件も少なくありません。
では、デメリットは何かあるのでしょうか。
・壁紙や外壁などを選べない
・キズがある
・周囲の人が自分の家の間取りを知っている
まず、モデルハウス販売の場合は壁紙や外壁の色や配置、ユニットバスや洗面台、キッチンのカラーなどの変更はできません。
また、見本品ですから使い勝手より見た目重視の物件も多く実際に住んでみたら「使い勝手が悪かった」というケースや自分のライフスタイルにあわなかったということも、あります。
そして、忘れてはいけないのがモデルハウスは未入居であっても新築ではないということです。内覧などでたくさんの人が触っていますし、傷や汚れがあることもあります。
家具や家電がついている場合で、宿泊体験施設として使われていた物件の場合は、すべてのモノが「中古品」であることを肝に命じておきましょう。
ピカピカの新品ではない…けど、安く買えるし高グレードの設備もついているということです。
そして、これは気にしない人と気にする人がいらっしゃるとは思いますが、分譲地のモデルハウスを購入する場合、近所に住んでいる同じ分譲地内の方のほとんどが住宅を購入する前にモデルハウスを見ているということ。
言い換えれば、近所の人があなたの家の間取りや設備を知っているということでもあります。
コレは物件そのもののデメリットというよりは精神的なものですから、気にならないというのではあれば気にする必要はないでしょう。
最後に人気のモデルハウスは抽選になることもありますから、運も必要になってきます。
まとめ
今回は安く高グレードの住宅を購入できるモデルハウス販売についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
モデルハウスは物件の見本品として公開される物件のことで、これが販売されるモデルハウス販売にはメリットとデメリットがあります。
価格や設備を見ればかなり魅力があるモデルハウス販売ですが、生活スタイルと合致するかをしっかりと検討してから購入するのがオススメです。
安いし!これでいいじゃん!と飛びつきたくなるのも解りますが、メリットとデメリットを理解した上で購入されるほうが賢明です。