こんばんは、億持ってない億男です。
新型コロナウイルスの影響が世界中に広がっています。仕事が減ってしまった人、仕事がなくなった人…いつまでこれが続くのか解らない中での日々は本当につらいものです。
そんなコロナ渦のなかで、経済的なダメージを受けているのは私たち大人だけではありません。
子供を抱えた親がダメージを受ければ当然、子供にも影響があります。今、社会問題化している子供の貧困…もし自分や周りの人が困っていたらどうしたらいいのでしょうか。
子供の貧困は大きな社会問題に
子供の貧困は大きな社会問題になっています。親が仕事を失ったり働けなかったり…十分な収入がないなかで貧困にあげく子供がいるのです。
どんなに家が貧しくても子供にはどうすることもできません。学用品が買えないとか、食事がない、体操服などの必要なものが買えないといったレベルの貧困の状態の子もいるのです。
子供の貧困は=この親の貧困でもあります。
そこに新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけているという事実もあるのです。
利用できる制度はたくさん
子供の貧困が社会問題になっている…お腹いっぱい食べられない子がいる…新型コロナ渦で誰もが影響を受けている中で決して人事ではありません。
経済的に困ったときには利用できる制度を最大限に利用しましょう。
まず、各都道府県の社会福祉協会では、緊急小口資金や生活福祉金の貸付を行っています。これは、銀行の融資ではなくひとつの行政サービスですから、仮に過去に金融事故を起こしていてブラックリストに載っていたとしても利用できます。今は新型コロナ渦への対策として、生活福祉金の利用期間と融資の最大枠の拡大がされています。
どちらの融資も無金利で返済までの猶予期間がありますから、利用しやすくなっています。
原則として返すことが求められるお金ですが、返済が始まる頃にまだ収入が減り続けており、住民税非課税であれば返済が免除されるようになっています。
金融機関からの融資とは異なって、ビジネスではないので、様々な状況を考慮して臨機応変に対応してくれますし、審査も金融機関の審査のような厳格なものではありません。
返済免除の要件もある融資ですから、困っているなら相談してみましょう。
また、食べるものが買えないなら、フードバンクや子供食堂などを利用するという方法もあります。子供食堂は無料か格安で食べさせてくれる食堂で、子供だけでなく親も利用できるところがほとんどです。
そして、フードバンクでは無料で余った食料を提供して貰えるので、食べる物が買えなくて困っているなら、フードバンクに頼ることも検討して見ましょう。
困ったときに、様々な行政サービスやボランティアに頼るのは恥ずかしいことではありません。今、困っているなら、また困っている人を知っているならこのような行政サービスがあることを教えてあげるのもいいでしょう。
経済的に困っている子育て世帯への給付金も?
緊急小口資金や生活福祉金の融資、そしてフードバンクや子供食堂についてご紹介しましたが、新型コロナ渦で困窮する子育て世帯への給付金を政府が検討しているとのことです。
2021年3月13日の報道によると、菅総理は生活に困窮する子育て世帯に臨時特別給付金を支給する方針を固めたそうです。
低所得者が対象でひとり親でもふたり親でも要件を満たしていれば、対象になります。今回で3度目の支給となる臨時特別給付は、子供1人に対して5万円の支給となり、児童扶養手当ての受給者や新型コロナの影響で家計が厳しくなった人が対象です。
今のところ、給付金は困窮する子育て世帯のみではありますが、10万円の再支給を求める声もあがっていますし、一律給付を!という意見があるのも事実です。現時点ではまだどうなるのか解りませんが、新型コロナの影響が長引いているなかですから、生活に困った場合の支援は拡充されていくことが予想されています。
困っているなら無理をせずに、制度を利用して生活を立て直すことを考えていきましょう。
まとめ
今回は、社会問題化している子供の貧困についての記事でした、兼ねてから問題になっていた子供の貧困が新型コロナの影響でますます大きな問題になっているという現状があります。
新型コロナの影響を受けた人への拡充された支援策として、困っているときに利用できる制度やサービスをフルに活用すること、そして、子供食堂やフードバンクの利用をして生活を立て直していきましょう。
また、困窮する子育て世帯には給付金もあるようですから、しっかりと申請をしてお金を貰えるようにしておきたいですね。
今後、新型コロナで困窮する人への支援は拡充されていくことが予想されています。自分が利用できる物があるかを頻繁に確認しておくようにしてください。