こんばんは、億持ってない億男です。
新型コロナウイルスの感染拡大で品薄になって転売が問題にされたものといえば、マスクです。従来、マスクは医薬品でも医薬部外品でもなく誰でも販売してよいものでした。ですが、あまりの転売のひどさに政府は重い腰をあげて、マスクの転売を禁止にしました。
マスクは今、個人が転売することはできなくなっています。が、マスクの転売が落ち着いたら今度は、別の物が高額転売されるようになりました。
アルコール除菌スプレーなどもそのひとつですが、定価より高く販売されているもの･･･それは家庭用ゲーム機です。家庭用ゲーム機の転売は禁止できるのでしょうか。
家庭用ゲーム機が品薄に?
外出の自粛要請や家から出ないこと推奨されるという異例の事態になったパンデミックですが、家から出ない･･･と言われても、なかなか難しいものです。
数日程度ならおろか、1カ月近くになると暇･･･。自宅でできることには限界があります。休校でお子さんも自宅にいますし、ゲーム機があれば･･･。ソフトはダウンロードで購入できるし、自宅から出なくても友達と通信ができます。
そんな需要の高まりがあったのでしょう。家庭用ゲーム機が品薄になりました。特に品薄だったのが、任天堂が発売している家庭用ゲーム機のスイッチングSwitchとSwitchライトです。
もともと中国で生産していたということもあって、新型コロナウイルスの感染拡大で供給が遅れていたところに自粛要請と人気のゲームタイトルの発売が重なって、Switchは3月後半からSwitchライトは4月に入ってから一気に店頭から姿を消しました。
一時、メーカーが出荷を停止する事態にまでなり、SwitchとSwitchライトに目をつけた転売屋もいたようです。
メルカリやヤフオクで定価より1万円以上高く売られていた
供給が追いつかなくなったこと、そして、需要が一気に高まったことで品薄になったSwitchとSwitchライトに目をつけた転売ヤーもいたようで、メルカリやヤフオクでSwitchとSwitchライトが高額転売される事態になりました。
Switchは定価の1万円から2万円以上高く、SwitchとSwitchライトも1万円以上高く販売されていたこともありました。そして、驚くことにその価格でも買う人がいるという事実もあったのです。
もちろん、転売も転売屋から買うことも犯罪ではありません。需要と供給のバランスが崩れたら、物の値段が高騰するのは世の常･･･。ましてや今回は、マスクの時のように命や健康に関わる物ではありません。
ですが、品薄に目をつけて高額転売する転売ヤーはネットで非難囂々･･･。
転売をしていると思われるアカウントに、違反申告をするように呼びかけるツイートなども見受けられました。
犯罪ではないので禁止は難しい
家庭用ゲーム機の転売は、確かに迷惑行為です。たまたま余ってしまったとか、家族も同じ物を買っていて2台はいらないって方ももちろんいるでしょう。
ですが、ほとんどの人はやはり転売が目的のようで、プレミアム価格で販売していました。人気のゲームタイトルとの同梱版は特に人気で抽選で高い倍率になったこともあったほどです。
欲しい人があるのに、転売のために買い占める･･･決して、褒められることではありませんが、家庭用ゲーム機の転売を政府が禁止することはまずないと言って良いでしょう。マスクのような生活必需品とは言いがたいものがありますし、人の健康や命には全く関係ないものですから禁止することは難しいのではないかと考えられます。
ですが、SwitchとSwitchライトはメーカーが出荷を再開していますし、供給が需要に追いつけば、転売価格は当然下がってきます。転売価格でも欲しいという場合は別ですが、ちょっとくらい我慢してもいいなら転売価格で買わずに定価で購入できるサイトで購入できる時まで待ってみましょう。それが転売屋への最大の抵抗になることでしょう。
まとめ
今回は、新型コロナウイルスの感染拡大で品薄になった家庭用ゲーム機の転売についてご紹介しましたがいかがでしたか?
家庭用ゲーム機は、自粛要請での需要の高まり、そして、中国で生産していたことで供給が遅れていたことなど様々な要素が重なって品薄になっていました。特に任天堂のSwitchとSwitchライトは、プレミアムで取引される事態となり、SNSなどで転売屋ーの非難の声が聞かれるまでに･･･。
似たようなことがマスクでも起こりましたが、マスクとゲーム機は違うので法律で禁止されるということは考えにくいといっていいでしょう。
転売は迷惑ですし、褒められるようなものではありませんが家庭用ゲーム機に関しては法律での禁止は難しくできることは転売価格では買わないということくらいです。