スポンサーリンク

自動車のリコールってなに?無視したらどうなるの?

スポンサーリンク

こんばんは、億持ってない億男です。車を持っていると時々「リコール」のお知らせの通知が来ることがあります。
このリコール…聞いたことはあるかもしれませんが、何のことだかよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は自動車のリコールについてのお話です。リコールを放置していたらどうなるのでしょうか。

スポンサーリンク

リコールとは

リコールとは、設計段階や製造段階で自動車に不具合が生じていることです。その不具合が原因で保安上の基準を満たさなくなる場合に自動車メーカーが国土交通省にリコール届を提出してリコールとなります。

リコールの届が提出されると、車の所有者もしくは使用者にリコールの通知が書面で送られます。リコールの通知を貰ったらできるだけはやめに、自動車メーカーに車両を持って行って修理をしてもらう必要があります。

日本でリコールの制度がスタートしたのは1994年のことです。リコールの対象車両は多いときは100万台オーバーとなることもありますが、メーカーはすべて修理しなくてはなりません。ヘッドライトやブレーキのほか、最近ではタカタ製エアバッグが大量リコールとなって大きな話題となりました。
リコールとなる不具合は、すぐに走行に危険を与えるものもありますので、リコールの通知が来たら早めに修理をしておくことが勧められています。

過去には自動車メーカーがリコール隠しをしてニュースになり社会的な批判を浴びたこともありました。自動車という人の命を乗せて走るものを製造している以上、自動車メーカーには大きな責任が課されているということになります。

リコールを放置したらどうなるの?

リコールの通知が来たり、ネットニュースで自分の車がリコールの対象であることが解ったりした場合は、早めに修理をしたほうがいいのですがわざわざディーラーに行き時間を使って修理するのはなかなか面倒ですよね。
リコールはその車を造っているメーカーの直営店が正規ディーラーでなければ対応できませんので、かならずディーラーに足を運ばなければなりません。

修理にかかる時間は不具合によってマチマチですが、だいたい1時間から2時間程度のことが多いようです。その時間を取るのが面倒くさい…とか、べつに今すぐ車の不調がない…となると腰が重くなってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

面倒くさいと思ってしまう気持ちは解りますが、リコールの放置はリスキーです。不具合が突然出てしまうこともありますし、最悪の場合は自走できなくなるようなリコールもあります。

そして、リコールを放置していた責任はメーカーではなく所有者や使用者にかかってきます。おまけに、リコール対応を受けていないと車検が通らないこともあるんです。

ですから、ちょっと面倒くさいな…と思ってもリコール対応は必ず受けておかなければ後悔することになるかもしれません。

リコール修理は無料

リコール修理っていわれても…お金がかかるんじゃないの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、その心配は無用です。

リコール修理はすべて無料ですので、お金はいっさいかかりません。必要な経費があるとすれば、ディーラーまで行く燃料代位のものですから、用事があるタイミングでリコール修理をしてしまうという手もあります。

リコール対応は予約制の場合がほとんどですので、いきなりディーラーにいってもその日に対応してくれないケースがほとんどです。

予めディーラーに電話をして予約を取ってからリコール対応を受けに行きましょう。修理の間はディーラーの待合室で待たせてもらえますので、ゆっくりしてもいいですし、PCを持ち込んでお仕事をすることも可能です。

お金がいっさいかからないので、早めにリコール対応をしておくのがオススメ…。買い替えを検討しているようなら、リコール対応の間に車の説明や試乗をしてみてもいいかもしれません。

また、リコールの通知が来たけどまだ何もしていないという方は早めにディーラーに電話をしてリコール対応をしましょう。ディーラーから購入していない車…例えば一般の中古車販売店で買った車や家族や友人から譲り受けた車でもリコール対応はすべてディーラーです。対象の車両であれば同じ対応をしてくれるので、ディーラーで修理となります。
 

まとめ

時々耳にする「車のリコール」は製造段階での不具合がある場合に自動車メーカーが国土交通省に、提出するものです。これが提出されると所有者や使用者に通知がきます。

リコール対応はディーラーですべて無料ですので、早めに対応を受けるのがオススメです。もし、リコールがでているのに放置していて万が一、事故になった場合は所有者や使用者が責任を問われますし、車検も通らなくなってしまいます。リコールはどこで買った車でも、ディーラーでの対応となりますので、早めに予約を取って済ませてしまいましょう。