こんばんは、億持ってない億男です。
大人になると必ず通る道の「お付き合い」。お付き合いといっても友人や恋人や会社の同僚など、種類は様々ありますよね。そしてあらゆる人との付き合いで必ずかかるのはお金です。「人は一人では生きていけない」というように、付き合いはもちろん大切ですが「無駄」なお付き合いは避けたいですよね。
ここでは無駄なお付き合いをやめて節約させる方法をご紹介致します。
家計の出費、何が多い?
では最初に、一般的な家計の出費の中で何が多いのかを紹介します。男女や年代、世帯状況などによって変化することはありますが、生活する上で必要最低限の出費とはどんなものか考えてみましょう。
家計の出費の種類
おおまかな家計の出費の種類は、食費・住居費・水道光熱費・家事用品(日用品)費・交通費・通信費などです。細かく分けるとまだありそうですが、これらの出費は生活をするために必ずと言っていいほどかかりますよね。そしてこの他に、交際費や娯楽での出費が増えていくものだと思います。
総務省統計局では、2019年7~9月の35~59歳の単身世帯男性の1か月の出費において、食費・住居・水道光熱費・家事用品費・交通費・通信費の合計が15万円以上となっています。普通の生活をするだけで少なくとも15万円はかかるということが言えます。
「交際費」はばかにならない
それでは、交際費とはいったいどんなものが該当するのでしょうか?
「交際費」といってもさまざまな種類があります。
結婚祝いやお香典など現金を渡すものや、お中元や旅行のお土産など物で渡すもの、または自分が相手と楽しむためにかかるランチ代や飲み会などです。ご自身の生活を振り返ってみると、身近な場面で「交際費」を使っているのではないでしょうか。
人との付き合いが多ければ多いほど、自分自身が使おうと思っていなくても突然の出費になることもあるでしょう。友人とのランチや仕事仲間の飲み会など、毎回高い出費にはならずともこれが毎日のように続くとどうなるでしょうか、意外と出費が多いのではないでしょうか。
そのお付き合い、本当に必要?
交際費を減らすためには人付き合いをやめないといけないか?いいえ、そうではありません。
人との付き合い方を見直すだけで簡単に節約することができます。
そもそも「交際費」とは、人との付き合いや人へのおもてなしのために必要なお金です。ただ、これが過剰になってしまうと、お金だけではなく自分の時間すらも削ってしまうことになりかねません。
何がプラスになるか整理してみよう
人との「付き合い」がプラスかマイナスか、どう自分自身のためになるのかを考えてみましょう。
自分自身にとってのプラスとは「自分の成長につながること」や「ストレス発散」など自分にとって良い関係であることだと思います。
反対に、「愚痴ばかりで楽しくないこと」や「ただのトラブルメーカー」など、自分にとって何かしらの悪影響がある人とは付き合いたいと思わないですよね。
このように、人と付き合うことによって何がプラスになるのか考え整理すると、過剰な交際費が節約されるのではないでしょうか。
本当に自分は行きたいと思っているのか
「明日は朝から大事な会議があるが、仕事帰りに付き合いで誘われた急な飲み会。」あなたなら行きますか?
行くか行かないかを天秤にかけ、同時にその人とどのくらい仲が良いのか、そこに行く価値が自分にあるのか。と考えますよね。
楽しい時間を過ごしたい、人脈を広げたいというようなはっきりとした目的があればいいのですが、本当は行きたくないけれど、付き合いだから…と人付き合いに囚われて自分の時間を無駄にしていることはないでしょうか?
「お付き合い」のデメリット
「楽しい時間を過ごすことができる」「自分の成長になる」など人との付き合いから生まれるメリットはたくさんありますよね。
しかし、人との付き合いすべてがメリットとは限りません。
お付き合いをすることによってのデメリットとは何があるのか考えてみましょう。
無駄な時間を過ごすことになるかも
これまでの内容から、人との付き合いにお金がかかることは理解して頂けたのではないかと思います。
しかし、人との付き合いはお金だけではなく、エネルギーや時間も消耗してしまいます。
例えば、本当は行きたくない飲み会に無理やり参加してしまった2時間が、自分の趣味に使える2時間だったらどうでしょうか。
人と会うということは無意識に気を使っていたり、エネルギーを使っていたりするものです。
その付き合いがなければ、無駄な時間もエネルギーも使うこともなく、有意義な自分の時間にすることができます。
1回あたりの出費は…
1回あたりにかかる出費はどれくらいになるのかも考えてみましょう。
1回の飲み会を5千円と仮定し、これを週1回続けることでトータル月2万円です。
さらに、友人の結婚祝いとして3万円、恋人がいる場合はデート代に1万円…と、1回あたりの出費が少額でも、回数が重なると多額な出費になってしまいます。
これらの金額を自分のために使えていたなら、別の楽しみ方があったのかもしれません。
といったように、1回あたりの出費は少額だからといって使いすぎるのは禁物です。
家族との時間が少なくなる
人付き合いのデメリットとして、家族との時間が少なるのも一つの要因です。
人付き合いを優先しすぎると、家族関係に影響がでることがあります。
連日の飲み会で帰宅時間が遅いことや、交際費の使い方について家族と喧嘩になってしまう可能性がありますし、特にお子さんがいる家庭では、日々成長する子供と遊ぶ時間が削られてしまうなんてこともあると思います。
適度な人付き合いをすることで、家庭にもお金にも良い結果をもたらすことになるでしょう。
「お付き合い」をやめて出来ること
「お付き合い」をやめることで、今までの時間の使い方を変えることができるといえます。
時間は誰しも平等に与えられています。自分のためになる使い方で、心にもお財布にもゆとりを持ちましょう。
家族と旅行や大切な時間を過ごせる
これまで「お付き合い」に使っていた無駄な出費を、家族との大切な時間に使うことができます。
交際費を節約した分、大切な家族との思い出が増えるなんてすばらしいことですよね。
家族水入らず、ゆったりとした時間を過ごし、これまで交際費としての出費を家族サービスに使ってあげてみるのも素敵ですよね。
お金を貯めて投資も
交際費を節約することで、投資をするのもいいと思います。
お金は消費や貯金するだけでなく、お金にお金を生ませるやり方で上手に投資することができれば、今よりももっとゆとりある生活をすることができるといえるでしょう。
お付き合いをやめない限り、交際費を削ることは難しいですよね。
同じお金でも、「ただ楽しい時間を過ごすために使うお金」にするのではなく「自分のゆとりある生活のためのお金」として考えると、「お付き合い」をやめるいいきっかけになるのかもしれません。
「お付き合い」のやめ方(断り方)
自分からやめようとして簡単にやめられるものではありません。相手がいてこその「お付き合い」のため、相手からのお誘いが止まないこともあるでしょう。
相手からのお誘いを上手にお断りすることができれば、相手にも嫌な思いをさせることなく良い関係にすることができて理想的と言えるでしょう。
断り方にもいくつか種類があります。
ここからは、相手も自分も嫌な気持ちにならないための上手な断り方を紹介致します
否定的な断りはしない
せっかく誘ってくれたのに、否定的な断り方はNGです。
「ノー」と断ること自体は悪いことではありません。できないことを明確に意思表示するためで、相手のことを考えた「ノー」に関しては、誠意があり勇気ある言葉ですよね。
しかし、相手のことを考えずに否定的に「ノー」と断ってしまうのは、相手を傷つけてしまう恐れがあり要注意です。
ビジネスマナーの中に「断りの公式」というものがあります。
断りの公式とは、「謝罪(感謝)+理由+断り+代替案」の話の組み立てをすることです。
「今日飲みに行かない?」と誘われた場合、「ごめんなさい(謝罪)、誘ってくれてありがとう(感謝)、今日は予定があるので(理由)行けません。(断り)また今度時間があるときにしよう。(代替案)」というように伝えると、相手が嫌な気持ちになることが少ないといえるでしょう。
代替え案までいうこともないと思いますが、自分が誘う立場だった時のことを考えて断ると、どんな言い方が良いのかわかりますよね。
外せない用事を作る
先ほどのように、やんわり断ることができてもまた誘いがきてしまうことや、「じゃあいつなら大丈夫なの?」というように、迫られることもあるでしょう。
こういう時には、どうしても外せない用事を作ることで「それなら仕方がない」と諦めてくれることもあります。
何度も断っていてもしつこく誘ってくるような人がいた場合は、今後の付き合いを見直すといいでしょう。
いずれにしろ、今後も相手との関係がうまくいくような断り方が重要だと思います。
まとめ
ここまでは、無駄な「お付き合い」によってうまれる交際費の節約術について紹介しました。
冒頭でもお伝えしたように、人は一人では生きていけません。人がいるからこそのあなた自身だと思います。
しかし、その中でも無駄な人付き合いほどいらないものはありません。
無駄な「お付き合い」かどうか、人間関係を整理することはとても重要だと言えます。
無駄なお付き合いに関する交際費を削ることで、出費を防ぐことが出来るでしょう。