こんにちは、億持ってない億男です。
2022年に入ってからいろんな物が値上げされてきました。
食用油の値上げや食用油の値上げに伴うマヨネーズなどの関連商品の値上げ。そして、小麦粉や砂糖、食肉加工品のハムやソーセージなどなど。
そして、原油価格高騰に伴うガソリン価格の高騰と生活に必要ないろんなものが値上がりし、このブログでもお伝えしてきました。
値上げの要因はひとつではありません。
・円安
・コロナ禍の混乱
・ロシアとウクライナ侵攻によるもの
・ガソリン価格高騰
などなど。
円安になるとドル建てで購入する輸入品は当然値上がりします。1ドル100円の時代なら100円だったものが、今は140円以上するわけです。
そして、コロナ禍が終わりを見せているということもあって、春先以降から原油の需要が高まっていました。ですが、産油国は増産を見送り…すると原油価格が高騰。円安とあいまって様々なものの値上げに影響しています。
原油価格が上がれば、ガソリン価格が上がる。ガソリン価格が上がれば輸送コストや石油製品の価格が高騰します。そして、ガソリン価格があがれば農業用ハウスなどの燃料費も高騰し野菜価格にもじわりと影響してしまう。
様々な要因が重なってモノの値段があがっているのです。
昨年から問題になっているウッドショックも、もともとはリモートワークの普及でアメリカで新築住宅の需要が高まって木が足りなくなっていたのがきっかけでした。そこに、木材の輸出国であるロシアがウクライナに侵攻したことでますます木の価格が高騰しています。
ひとつの理由だけではない、様々な要因が重なってのこの価格高騰の波。もちろん日本だけではなくアメリカやヨーロッパでも物の価格が高騰するインフレが続いています。
インフレは悪いこと?
インフレが悪いことか良いことかは、インフレの理由とタイミングによります。
長い時間をかけてじわりじわりと価格が上がり、その分、所得もあがっているならこれは悪いことではないでしょう。
でも、今のインフレは短期間で急激にモノの値段があがっていますし、だからといって所得が増えたわけではありません。
モノが安くなりすぎるデフレもよくありませんが、景気が悪いのにインフレになっている今の世界の状態は少なくとも「健全」とは言えないでしょう。
価格高騰の波は秋以降はどうなるの?
このブログでも何度かお伝えしましたが、ロシアのウクライナ侵攻の影響が出るのはこの秋からです。
今までもいろんなものが値上がりしましたが、あの値上げは別の要因のものがほとんどだとされていたんです。
つまり今のこの値上げの大波!がロシアがウクライナに侵攻したせいでの値上げ…。今後の情勢によって大きく変化する要素はあるものの、この10月の波が過ぎれば一旦は落ち着くのではないかとも言われています。
ただし、これからコロナやウクライナの状態がどうなるかは不透明ですし、今までずっと価格を維持して頑張ってきたところが限界に達してこれから値上げするというケースも想定できます。
アメリカも利上げを続けていますし、日本は金融緩和の方針を続けるつもりのようですから、円安もしばらくは継続するという予想もあります。
外国での戦争や円安なんて「遠くの話」だと思っていた方にとっては「まさか自分に影響するとは!」と驚かれるかもしれませんが、まわりまわって個人の生活に大きな影響がでているのは間違いなさそうです。
電気代の値上げに政府が対策?
電気代の値上げが家計を圧迫しているとのことで、岸田内閣は「家計の負担軽減」を打ち出しています。
どのような形で家計の負担軽減してくれるのかはまだ発表されていませんが、少なくとも「何かしてくれそう」な空気はあります。
物価高騰などの支援が子育て世帯や低所得者に限られてしまっているなかで、政府が困っている国民に広く支援をしてくれるかもまた不明です。
夏頃に報道されていた節電ポイントの具体的な話が出るのか…また、全く別の負担軽減の政策なのかは発表されるまでわかりませんが、電気代が高騰しているなかでの支援策ですから期待したいところです。
まとめ
今回は値上げの大波!とも言われる10月からの価格高騰についてのお話でした。
カイテンズシチェーン店や大手ハンバーガーチェーン店、iPhoneなどなど様々なものが10月に入って値上げされています。
じわじわと生活に影響する価格高騰ですが、世界的な混乱の影響が大きく先行きが不透明なまま寒い冬を迎えることになりそうです。
日本政府は、値上げされている電気代高騰の対策として、支援をすると表明しています。また、円安対策として為替介入も行いました。
政府がこの混乱のなかでどんな支援と対策をしてくれるのかをしっかりと見ていきたいところです。