こんにちは、億持ってない億男です。
最近、ニュースでよく耳にする「闇バイト」という言葉…。闇バイトなんて言われると、ちょっと悪いことをしている程度に思うかもしれませんが、内容は強盗殺人や窃盗と言ったれっきとした犯罪行為ばかりです。
闇バイトという言葉ではなく、本来であれば強盗や殺人と表現するのが正しい行為です。
よく解らない若者が安易な気持ちで応募してしまうこともあるといいます。今回は、危険すぎる闇バイトについてお話ししたいと思います。
闇バイトとは
「闇バイト」とは、インターネットやSNSを通じて募集されているものです。高額な報酬をちらつかせていますが、実態はバイトではなく犯罪の実行役をさせようというものです。強盗、窃盗、薬物の運搬といった重大な犯罪に加担させるというもので、実際に、闇バイトで犯罪を行って逮捕されている事案も多くあります。
闇バイトは、社会経験が少ない若者がSNSなどを通して安易に応募してしまうケースがあります。社会経験が少なく、情報弱者で自分がしていることが犯罪であると解らずに応募してしまうこともあるようです。
気づいた時にはすでに逃げられなくなっていたり、場合によっては無自覚で犯罪を行っているというケースもあるようです。社会経験未熟で金銭的に困っている若者が加担してしまう犯罪行為です。
闇バイト背後には大きな組織が関わっているともいわれており、闇バイトをした若者があたかも被害者であるように報じられることもありますが、闇バイトは決起とした犯罪です。
闇バイトから逃げられない?
闇バイトの内容は、強盗や殺人といった、誰が見ても犯罪であると解る行為というケースもあります。中には、途中で「これはだめだ」と気づいて抜けようとする人もいますが、個人情報を提出させられているため、逃げるに逃げられないところまで追い詰められてしまうケースがあるようです。
ですが、個人情報を押さえられているからといってそのまま指示役の言うとおりにすると、大きな犯罪に手を染めて一生を棒に振る事になってしまいます。
実際に、闇バイトに応募して携帯電話の契約をするように指示されていた19歳の若者が「怖くなった」と保護されたというケースもあります。
このケースでは、スマートフォンを契約して知らない男性に手渡したということで、強盗や殺人のような犯罪ではありません。ですが、こうして契約された端末が特殊詐欺などに利用されるケースがあるのです。
また、最近では闇バイトを募集していたとして、10代の若者が逮捕されたという事案もありました。募集していたのは10代の若者で、応募してしようとして違和感を覚えて通報したのは高校生だったそうです。
SNSが普及して知らない人とコミュニケーションが取れるようになった今の時代、たくさんの情報が溢れていて、ついつい高額報酬に惹かれて闇バイトに加担してしまう若者がいるようです。
闇バイトは一生を棒に振る犯罪行為
報道では「闇バイト」と言われていますが、中には強盗や殺人を指示されて実行してしまうというケースもあります。
強盗や殺人はもちろん重罪……人の財産や命を奪うのですから、当然のことです。
もちろん闇バイトであったとしても、犯罪は犯罪です。逮捕されますし、強盗や殺人を犯して執行猶予がつくケースはほぼないと言っていいでしょう。
闇バイトに狙われたら?
多くの人は、自分が闇バイトをしてしまう危険より、闇バイトに狙われてしまったら…という危険を感じているかもしれません。
確かに、闇バイトはとても危険で人が亡くなっている事件も起きています。闇バイトは指示役から家に人がいたら傷つけて良いと言われているそうで、悪質な犯罪です。複数人で自宅に押し入って、金品を強奪して家に人がいれば傷つけたり殺したりすることもあります。
絶対に狙われない方法はありませんが、家のセキュリティを強固にすること、そして、怪しい人物がうろついていないか、尋ねてきていないかをチェックすること。また、自宅の壁や郵便受けに落書きなどがある場合は、すぐに消しておくほうがいいそうです。
まとめ
今回は、今、問題になっている闇バイトについてお話ししました。闇バイトは、決してバイトではなく高額報酬をちらつかせて犯罪に加担させるというものです。募集している側が最も悪質ですが、闇バイトとして雇われた側もまた加害者となります。
SNSで募集されることが多いと言われており、秘匿性が高いメッセージアプリでやりとりをして犯罪を実行するのです。指示役はバイトの個人情報を提出させて、途中に逃げられないようにするといわれています。
自分や家族が、知らず知らずに闇バイトにうっかり応募してしまわないように、そして、闇バイトに狙われないように日頃から注意しておきましょう。