こんにちは、億持ってない億男です。
夏や秋の節約旅行として、車中泊を選ぶ方も多いのではないでしょうか。車中泊にすれば宿代を浮かせることができますし、家族や親しい友人とであれば狭い車中でも楽しく過ごすことができます。また、ペットと一緒に旅行ができるのも車中泊のメリットです。
最近は、ビジネスホテルなどは料金が高くなってきていますし、家族が多い場合は車中泊は節約に有効な選択肢のひとつとなります。
安く楽しく旅行するための車中泊ですが、当然、守るべきルールやマナーがあり、それを知らないとトラブルに巻き込まれることもあります。この記事では、車中泊のルールや注意点について詳しく説明します。
車中泊は駐車場などでは禁止されているケースがある
まず、車中泊をする場所選びはとても重要です。
「車が止められれば無料で宿泊できる」というわけではないのです。まず、多くの道の駅やサービスエリアでは車中泊が許可されています。ですが、全ての施設で許可されているわけではありません。また、一般的な商業施設やコインパーキングでは車中泊が禁止されていることが多くなっています。これは、地域住民の迷惑や治安の問題があるからです。
つまり、車中泊旅行をするのであれば、事前に目的地の車中泊可能な場所を調べておく必要があるということです。予定している場所で車中泊ができないとなれば、急遽、その近隣で宿を探すことになってしまいます。そうなると予定外の出費にもなりかねません。
また、車中泊が禁止されている場所で車中泊を強行してしまった場合は、慰謝料請求などの可能性も0ではありません。節約するためにはルールを守ることが求められます。
車中泊のマナー
車中泊をする際には、他の利用者や周囲の環境に配慮する必要があります。トラブルは旅行の思い出を台無しにしてしまいますし、予定外の出費にもなりかねませんので注意しましょう。
まず、騒音を出さないことです。エンジンを長時間かけっぱなしにしない、音楽やテレビの音量は控えてください。周囲に配慮して、静かに過ごすことを心がけましょう。特に夜間はエンジン音や車内での話し声にも注意が必要です。
そして、車中泊をした場所にゴミを残さないことが基本です。もちろん、使用が認められているゴミ箱があれば利用しても良いのですが、そうではない場合は必ず持ち帰りましょう。ゴミの放置は環境汚染の原因となりますし、次の利用者にも迷惑です。場所によっては、動物がゴミをあさることもあります。
次に、トイレの利用については公共のトイレや車中泊が認められている施設のトイレを利用しましょう。緊急時にはポータブルトイレを使用もできます。
そして、注意したいのが駐車スペースです。他の車の通行や駐車の妨げにならない位置に車を停めましょう。グループで車中泊をする場合など、複数の車での車中泊の場合は、まとまって停めるようにし、他の利用者に迷惑をかけないようにしてください。
最後に、火器の使用については十分に注意しましょう。火災の危険がないか十分注意してください。車内での火の使用はとても危険で、場合によっては消防法に抵触する可能性もあります。節約のために車中泊をしたのに火災を起こしてしまっては元も子もありません。周囲にも大迷惑になりますので火の使用については十分注意してください。
車中泊は有料?
車中泊は無料というイメージがあるかと思います。確かに、道の駅などでは無料で車中泊ができますが、一部の施設では有料の場合もあります。
節約のためなのに…と思うかもしれませんが有料の車中泊スペースは、
電源の供給、水道設備、シャワー施設などが利用できるところもあります。もちろん、旅館やビジネスホテルに宿泊するより安い費用で済みますので、ケチらずに必要経費として有料の車中泊スペースを利用するというのも悪い方法ではありません。利用料金は施設によって異なっていますが1台あたり3000円前後のところが多い印象です。
車中泊スペースの利用に関しては、事前に予約が必要な場合もあるので、計画的に利用しましょう。
レンタカーの場合は保険に注意
キャンピングカーをレンタルして車中泊をする場合は、レンタカーの保険にも注意しましょう。万が一、事故に遭った場合にレンタカーの修理費用をカバーできるようにしておく必要があります。
まとめ
車中泊は、コストを抑えて自由な旅を楽しむための素晴らしい方法です。旅行費用も値上がりしている中で、車中泊であれば節約しつつ楽しい旅行ができます。ただし、そのためには、車中泊のルールやマナーを守ることが重要です。まず、商業施設やコインパーキングの駐車場では車中泊はできないものと考えましょう。道の駅やキャンプ場を利用する場合も、事前に車中泊可能な場所かを確認しておきましょう。そして、利用する場合は、他の利用者や周囲の環境に配慮した行動を心がけましょう。
トラブルが発生すると旅行は台無しになってしまいます。適切なマナーを守ることで、快適で安全な車中泊の旅を楽しむことができます。