こんにちは、億持ってない億男です。
資格を取得することは、キャリアアップや収入向上のための有効な方法として広く知られています。「いっちょ資格でもとってキャリアアップだ」と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に資格を取るための努力や費用を考えたときに、「この資格は本当に役に立つの?」と疑問に思うこともあるでしょう。ネットにはいろいろな情報が溢れていて「無意味な資格」といった情報も多く見られて混乱してしまいます。
今回は、資格とお金…キャリアアップについて、どんな資格が収入につながりやすいのかを考えていきましょう。
すぐに収入に繋がる資格は難易度が高い
持っていればそれだけで収入に繋がる資格は多くは難易度が高い国家資格です。
代表的なのは、弁護士、司法書士、気象予報士などの国家資格です。これらの資格は非常に専門性が高く、資格が直接収入に結びつくことが多いです。
国内でも最高難度だと言われる司法試験に合格して弁護士資格を取得すれば、法律事務所で働けますし、就職もできるでしょう。また、気象予報士の資格は、テレビやラジオでの仕事や、気象関連の企業に就職することができます。他にも司法書士や税理士などがあげられます。
ただし、こうした資格は非常に難易度が高いのが難点です。長期間にわたる勉強が必要で合格率が低く合格までに時間がかかります。
たとえば、弁護士になるためには、法科大学院を修了するか予備試験を受ける必要があります。また、司法書士や気象予報士も同様に、長い時間をかけて試験対策を行わなければならず、根気と時間、そしてある程度の金銭的な余裕が必要です。
このような資格は取得は大変ですが、それだけの価値がある資格であることも事実です。
民間資格で収入に繋がりやすい資格もある
国家資格に比べ、民間資格の中には比較的取得しやすいものが多く、その中には工夫次第で収入に結びつきやすいものも存在します。
たとえば、心理学系の大学で単位を取得することで登録できる「認定心理士」は、カウンセリングの仕事につなげることができそうです。また、もっと上級の資格にチャレンジする入り口にもなります。
他にも、野菜ソムリエのように知名度が高い資格は、その分野(飲食店など)であれば役立つものとなるでしょう。
民間資格は、国家資格に比べて比較的難易度が低い場合が多いですが、専門性は求められます。そして、資格だけでなく実務経験がとても重要です。資格を取得しただけではすぐに高収入が得られるケースは少なく、今の自分に付加価値をつけ収入をアップさせるためのものと考えるのが妥当です。
趣味の延長で楽しむ資格
資格は趣味として楽しむという選択肢もあります。その趣味も工夫次第で収入に繋がるかもしれません。。例えば、「色彩検定」や「パーソナルカラー関連の資格」、「アロマ」などの資格は、趣味の範囲を広げるために有効です。
色彩やパーソナルカラーの資格を持っていれば、ファッションやメイク、インテリア、といった、色と関係がある仕事をしている人にとっては有益です。役立つため、趣味から始めたことがいつしか収入になるというケースは決して珍しいことではありません。アロマの資格も自分が楽しんでいる間に、人を集めて教室を開いたり、自分でアロマを作ったりして収入を得られるかもしれません。
他にも、たくさんの民間資格がありますので、まずはひとつ資格を取ってみるのもいいかもしれません。
こうした資格は難易度が低いため比較的取得しやすく、勉強に慣れていない人でも挑戦しやすいのも魅力です。試験をオンラインで受けられるものもありますし、講習を受ければ取得できるという資格もあります。最初にご紹介した国家資格のような苦労をせずに合格を目指せるでしょう。
まずは、趣味として資格を取ってから自分なりに楽しむことが、のちの収入に繋がるかもしれないのです。ただし、難易度が高い国家資格のようにすぐに収入に繋がるわけではありませんし、収入を得るためには工夫や努力が必要です。
まとめ
資格取得は、キャリアアップや手取りを増やすために有効です。ただ、どんな資格でもいいというわけではなく、自分の能力と目的に見合った資格を取得することが大切です。例えば、収入につながりやすい国家資格は難易度が高く取得が大変です。一方で、民間資格は比較的取得しやすいものが多いのですが、種類によっては趣味の範囲で終了してしまう資格もあります。ただしこうした資格でも工夫すれば収入に繋がることもあります。
資格でキャリアアップと収入アップを考えるならまずは、目的と自分のライフスタイルを考慮しましょう。無駄な資格など存在しないとも言えますが、それは資格を活かすことができるかにかかっています。