私立の小学校や中学校はやっぱりお金がかかる?気になる私立の学費のお話

こんにちは、億持ってない億男です。

日本では、中学校までは義務教育なので公立の学校に無料で通うことができます。ですが、公立の学校以外にも、私立の小学校や中学校もあります。
公立は学力に関係なく通えますが、私立の場合は試験があります。そして、公立の学校では必要ない学費も発生するのです。

高校以降は義務教育ではなくなるため、授業料が全員無償という公立の学校はありませんし、公立でも私立でも受験をしますが、義務教育の間はわざわざ受験しなくてもいい･･･。それでも私立に通いたいというお子さんや子供を私立に通わせたい親御さんもいらっしゃるわけです。

子供が勉強が得意な場合や、将来の夢がありそのためには勉強する環境が必要という場合はなど、私立の小学校や中学校にも需要があります。今回は、私立の小学校と中学校の受験やかかる費用についてお話ししたいと思います。

受験の際にかかる費用

私立の小学校や中学校を受験する場合、受験料がかかります。学校によって費用は異なりますが、私立の小学校の場合、20000円程度が必要で、私立中学校でも同様です。また、公立の学校で受験する場合も費用がかかります(国立大付属の学校など)。

そして、ただ受験をすればいいというものではありません。受験するからには合格する実力が必要です。受験勉強のための参考書代や塾代なども考えておく必要があります。私立受験のためのカリキュラムがある塾もありますし、やはり合格のためにはそういった受験のための専門教育があったほうがいいでしょう。

仮に塾に通わず勉強する場合でも、受験のための参考書などは必要になってきます。

見事に受験を突破して合格した場合、授業料などを支払う必要があります。公立の場合は授業料はかかりませんが、修学旅行の費用や給食費などは保護者が負担します。

文部科学省の資料によると私立小学校の授業料は、536,232円とされています。

参考資料:文部科学省　令和3年度子供の学習費調査https://www.mext.go.jp/content/20221220-mxt_chousa01-100012573_3a.pdf#page=9

トータルの費用で見てみると、公立であれば65,974円の支出ですみますが、私立だと10倍以上の費用がかかるわけです。小学校には6年通うことになりますので、入学金は1度の支払いですので、仮に1年90万円だとしたら、540万円は必要という計算になります。

学校によってはもっと費用が必要となるケースもありますし、ネットなどで検索して調べてみると私立の小学校に6年間通う場合、トータルで800円から1000万円必要という試算をしているところも見られました。

私立の中学校に通う場合にも費用が必要です。公立の学校の場合と比較してみましょう。こちらも文部科学省のデータです。



参考資料:文部科学省　令和3年度子供の学習費調査https://www.mext.go.jp/content/20221220-mxt_chousa01-100012573_3a.pdf#page=9

中学校でも公立の学校と私立では費用が大きく異なります。授業料や入学金は公立の学校の場合はかかりません。そして、学校納付金なども私立の方が金額が高くなるようです。

そして、加えて通学にかかる交通費なども必要です。中学校が3年ですので、最低でも300万円以上必要になるという計算になります。

今回は、義務教育である小学校と中学校で私立を選択した場合にかかる費用についてお話ししました。データは文部科学省のもので平均値ですが、小学校中学校ともに私立に通う場合は公立の学校の10倍以上の費用が必要になるようです。

私立にはもちろん、それだけの魅力がありますが、受験をするときには「卒業まで支払いができるか」を考慮する必要がありそうです。