こんばんは、億持ってない億男です。
連日、ニュースで報道されたショッキングな煽り運転の映像は、車を運転するひとにとって衝撃的なものでした。何の非もない運転をしていても、運が悪いとあんなことになってしまうのかと思うと「理不尽」としかいいようがありません。
煽り運転の対策としては、自衛しかその方法はないわけですが、実は自動車保険の特約にドライブレコーダーが付いたものが登場しているんです。
煽り運転ってなに?違法行為になるの?
煽り運転とは、必要以上に幅寄せをしたり、車の後方に接近したり、パッシングやクラクションでの威嚇も煽り運転になります。
相手に危険を感じさせる威嚇的な運転のことで、スピードを出した!とか信号無視をしたというものとはまた少し違うものです。もちろん、スピード違反や信号無視も危険ですが、煽り運転は、自分がその行為をすることで第三者を危険にさらすのです。
テレビで報道されていた、あの白い高級SUVの映像はとても衝撃的でしたよね。ベタ付けや幅寄せ、執拗なパッシングやクラクションの多用はすべて煽り運転といわれても仕方のない行為です。
一部の人の間では「煽られるような運転をしているからだ」という声もあるようですが、法定速度を守って運転しているのに「遅い」といって煽る行為は決して許されるものではありません。煽り運転に関しては、どんな理由があってもダメなものはダメなのです。
煽り運転に関する法整備が今、進んでいますが、煽り運転は現時点でも道路交通法違反になる可能性があります。
煽り運転対策としてできること
煽り運転がこれだけ報道されていても、どんどん煽り運転の動画が出てくるわけですから「もしかしたら自分にも」と危機感を持ってしまうのも無理のないことです。
煽り運転の対策としてできることは
安全運転を心掛ける
ドライブレコーダーをつける
というものです。
自衛しかできないわけですが、実は自動車保険各社が今、ドライブレコーダーの特約を新設しているのです。ドライブレコーダ特約と呼ばれているものですが、これは、損害保険各社がドライブレコーダーを月額数百円で貸与して安全をサポートしてくれるというものです。
損保会社から貸与されるドライブレコーダーには、通信機能がついていて事故のトラブルの際の記録としてとても有効です。
例えば、東京海上日動が提供しているドライブレコーダー特約では、煽り運転にあったときにドライバーがドライブレコーダーのボタンを押すとすぐに警備会社につながってオペレーターが場所などを把握してくれます。それと同時に、いまするべきことが案内されるので大きな安心につながります。
自動車の緊急通報システムは今からもっと拡大していくことが予想されていますが、今のっている車が緊急通報システムに対応していない車種だったとしても、ドライブレコーダーのその機能があれば、安心です。保険会社と警備会社がサポートしてくれるのは大きなメリットになりますよね。
もし、煽り運転にあってしまったらどうしたらいい?
緊急通報システムや通信機能付きのドライブレコーダーの導入をして、安全運転をしていても、それでも煽り運転の被害に遭ってしまう可能性はゼロではありません。
もし、煽り運転にあったら
ドアロックして絶対に車の外に出ない
窓を開けない
同乗者がいる場合は撮影してもらう
警察に電話
をしましょう。緊急通報システムや通信機能付きのドライブレコーダーを導入している場合は、すぐに通報ボタンを押して構いません。
まず、ドアロックをして車外にでないようにすることで、暴力を振るわれて怪我をするリスクを回避できます。また、道路上で強制的に止められてしまった場合に車外に出るのは交通事故の危険もあるので避けるべきです。そして、窓を開けるのも危険、窓から手を入れられて暴力を振るわれる危険があります。
そして、煽り運転にあったら安全な場所に車を止めて、すぐに110番しましょう。証拠になる映像や画像がある場合は、消えないように保存しておくとよいでしょう。同乗している人がいる場合は、安全に支障がない範囲で相手の車両を撮影して貰いましょう。動画は煽り運転の動かぬ証拠になりますので、できるだけとっておくようにしてくださいね。
まとめ
今、社会問題となっている煽り運転についてご紹介しましたがいかがでしたか?煽り運転対策としては自衛しかできませんが、今、自動車保険の一部では、特約で通信機能付きのドライブレコーダーを取り付けて警備会社からのサポートを受けられるというサービスを展開しています。
煽り運転の対策として、まだ何もしていないという場合は、ドライブレコーダー付きの特約を自動車保険に追加して、安心を買うのもいい方法と言えるでしょう。
もし、煽り運転にあったら正しい対応をしてすぐに警察に電話をしましょう。決して車外に出たり、窓を開けたりしないようして警察に電話すればOKです。