こんにちは、億持ってない億男です。
自動販売機やコインパーキングで100円を入れているのに・・・「何度入れても戻ってきてしまう」という経験はありませんか?
「え?なんで?まさか偽コイン?」なんて思ったことがあるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。偽コインが絶対にないとは言いませんが、100円玉で流通しているものが偽物という可能性は低いといえます。
ですが、どうして戻ってきてしまうのでしょうか。100円が他にあれば「別の100円を入れればいい」のですが、コインパーキングで100円玉がかえってきてしまうせいでわざわざ小銭を作るために自販機で別の100円を作るために飲み物を買ったなんてこともありました。笑
今回は、偽物でもないのに何故か使えない100円玉についてのお話です。もちろん、ホラーではありませんよ。
自動販売機で100円玉が戻ってきてしまう
自動販売機で飲み物を買うときに便利な100円玉・・・。財布の中に何枚か入っていることも多いコインですよね。ですが、100円を自販機に入れてるのに、何度入れても「戻ってきてしまう・・・」あれ?なんで?となるわけです。
自動販売機だけでなくコインパーキングの自動精算機などでも同じようなことが起こることがあります。一度くらいは経験したことがあるという人も多いのではないでしょうか。でもどう見ても「100円は本物・・・」でも支払いに使えないという不思議なことが起こるわけです。
もちろん、返ってきてしまう100円でもスーパーのレジなどで対面で支払う場合には利用できますが、今、自動精算機って多いですし使えないとなるとなかなか不便ですよね。
実は戻ってきてしまう100円は別に偽物というわけではないんです。
どうして100円が戻ってしまう?
自動精算機や自動販売機、コインパーキングで戻ってきてしまう100円玉。急いでいるときにあたるとなかなかイライラしてしまいますが、これ原因があるんです。
硬貨が変形していたり、擦れて薄くなっている
機械の硬貨を読み取るセンサーの精度が低い
硬貨を読み取るためのセンサーが汚れている
というもの。つまりユーザー側ではどうしようもないんですよね。硬貨はいろんな人に手に渡って自動精算機等をかいくぐっていますから当然、少しずつ擦れていきます。そして、古くなると擦れて薄くなることも・・・こうなると自動販売機が「これは100円じゃない」と判断して戻ってしまうんです。
そして、この硬貨を読み取っているセンサーがあるんですが、このセンサーの精度が低いと読み取れなくて戻ってきてしまう硬貨が出やすくなります。最後に、硬貨を読み取るためのセンサーの汚れも原因になります。
どの原因も「教えて貰ったところでどうしようもない」というものばかりです。ですので、何度も戻ってきてしまう100円に遭遇したときには意地になって何度もチャレンジするより諦めて別の100円を入れた方がよさそうです。
使いにくい100円がある?
自動販売機などで使いにくい100円があるという話題ですが、実は、製造された年によっても使いにくいものがあるそうです。
昭和48~52年、平成5年~12年、平成17年以降の硬貨の一部には「自動販売機などで使いにくい硬貨」があるそうです。これは形状によるもので自動販売機によっては「何度入れても絶対に受け入れてくれない」という硬貨です。もちろん偽物ではなく本物の100円ですよ。
新500円も使えないところが多い
100円玉が戻ってしてしまうという話題ですが、新しい500円も今は未対応のものが多く500円を持っているのに160円の飲み物を自動販売機で買えないという悲しい事態に陥ることもあります。
これは、新しい500円に機械が対応していないというだけのもので、新500円が流通する中で徐々に対応している自動販売機などが増えているはずです。新500円は日本の技術が詰まったすばらしいコインでもありますし、早めに対応している自販機が増えてくれる事を祈るばかりです。
まとめ
今回は、おそらく誰でも1度は体験したことがある「自動販売機で拒否される100円」についてのお話でしたが、いかがでしたか?自動販売機に何度入れても戻ってくる100円・・・状況によってはかなりイライラしてしまいますが、原因はセンサーの精度や汚れ硬貨の変形などで、ユーザーがどうにかできるものではありません。また、製造された年によってもともと自動販売機などで使いにくい硬貨もあります。
意地になって何度もチャレンジしてしまうという人もいらっしゃるかもしれませんが、意地になっても結果は同じ・・・相手は機械ですから、ここは諦めて別の100円を用意して対応したほうがよさそうです。