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日本のお金は技術の結晶!お財布を見てみたくなるお金のお話

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こんばんは、億持ってない億男です。

普段、何気なく使い目にするお金。支払いのキャッシュレス決済化が進められても、現金がなくなるわけではありません。

ほぼ毎日見ているお金ですが実は日本のお金って印刷や製造の技術などがすごいんです。よく見てみるとお金につめこまれた日本の技術力が解るのではないでしょうか。

そして、お金の価値が時代と時間の流れとともに変わっていくことについてもご紹介したいと思います。

お財布の中に入っているお金を見てみたくなる雑学です。

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5000円札は顔が光る!?

日本のお札は3種類。1000円、5000円、10000円ですよね。

この3種類のお札の中で、5000円札だけにある特性があるんです。お金を支払うときに気づく人もいるかもしれませんが…恐らく多くの人が知らないであろう特性。

それは、5000円札だけ顔が光るんです。

お札の肖像画といえば、すかしが入っていることはよく知られています。お札を光にかざすと玉虫色に光る部分があることも多くの方がご存知でしょう。

そして、5000円札だけはお札の肖像画の部分も光るようになっているんです。5000円札の肖像画は樋口一葉さんですが、確かに顔の部分が光るようになっていることがわかります。

お札の印刷の仕組みは、ざらざらした深凹版印刷という印刷技術や、角度を変えて光に当てると文字などが浮かんで見える潜像模様など、世界でもトップレベルです。
それ以外にも、紫外線を当てるとお札が光る特殊な発光インキが使われている部分もあります。

このような技術を駆使して作られるお札なのですが、5000円札だけは顔の部分も光るように作られているんです。

5000円札を入手したらちょっと見てみてください。

1000円は自販機で使いにくいのはなぜ?!

自動販売機でもお札で買い物ができますが、入れても入れてもお札が戻ってきてしまう…そんな経験はありませんか?

偽札か?故障か?!と疑ってしまう、自販機で戻される事件!ですが、何度か試していたら無事、お札が自販機に認められて飲み物を買うことができます。

本物のお札でも何度も戻ってしまうお札…なんとももどかしい現象ですが、この自販機でなかなか使えない1000円札は不具合だそうです。

流通している1000円札の中には、自販機で使えない不具合があるものが混ざっているそう。もちろん偽札ではなく本物のお札です。

これは2006年に製造された1000円札の一部で、自販機やATMで使えない不具合が報告されています。もちろん、お店でのお買い物などに使う分には問題ないのですが、何度も入れているのに戻ってしまう1000円があったら、それはこの不具合があるお札かもしれません。

見た目では不具合があるお札かどうかの判別が難しいので、何度も戻ってしまう場合は別のお札で試した方がいいでしょう。

ちなみに、この不具合があるお札は交換して貰うこともできるそうです。

日本のお金には世界トップレベルの印刷技術が使われているわけですが、ここまでの技術をお札につぎ込む理由は、偽造防止です。

お金を偽造すること、偽造されたお札だとわかって使うことは犯罪ですが、だからといって誰でも使えるようなお札だったら「偽造を企む不届きもの」が出てこないことも限りません。お金は国家の信用にも関わるもの。日本の紙幣は偽物が多いんだよね…なんてことになったら国の威信に関わる大問題!ですから、最高の技術を駆使して偽造できないように工夫されているのです。

明治時代の1円は今の価値だと2万円?

時代によってお金の価値は異なります。

物とお金の価値のバランスや労働で貰える賃金も時代によって差がありますから、当然のこと。

例えば、今は1円だけで買えるものはほぼありません。

ですが、明治時代の1円は現代の価値に換算すると2万円程度の価値があったそうです。お金の価値の推移に関しては、日本銀行調査統計局から発される企業物価指数から換算するもの、そして初任給から換算するものがあります。

ちなみに、2万円というのは初任給を元にした換算方法によるものだそうです。

お金の価値は時代とともに変化していくもの。そして、これからも長い時間をかけて変わっていくことでしょう。

まとめ

今回はお金にまつわる雑学をご紹介しましたがいかがでしたか?

日本のお札には世界でもトップレベルのものすごい印刷技術が使われており、5000円札は顔の部分も光るようになっています。また、1000円札が何度通しても自販機やATMに認識されないときは不具合かもしれない!

ちょっと知っておいたら話のネタになりそうな話題ではないでしょうか。

そして、明治時代の1円の価値を初任給で換算した場合の価値は現代の2万円になる…お金の価値はどんどん変わっていくことを実感できる雑学でした。