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新幹線のルールご存じですか?わずかなプラスで車内でリモートワーク?

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こんにちは、億持ってない億男です。

帰省や出張に新幹線を利用するという方は少なくないでしょう。
在来線より速く快適に目的地まで送り届けてくれますし、飛行機のような保安検査も必要なく、乗車時間ギリギリでも車両に乗り込めばセーフ!という使い勝手の良さと、到着駅はすでに市の中心部にあることが多く利用しやすいのも魅力です。

新幹線は長距離を移動する時にかなりの確率で候補にあがるわけですが、乗車時間が長くなると気になるのは車内の環境・・・。今回は新幹線のルールとプラス2000円で利用できるリモートワーク専用の車両についてもお話ししたいと思います。

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新幹線の座席はひとり一席

「荷物を置くために二席使いたい・・・」「人との距離がほしいから二席ほしい」という方もいらっしゃるかと思います。

確かに、料金を二席分支払えば利用してもいいような気もしてしまいますが・・・実は、新幹線は「ひとり一席」と決められています。新幹線を運行しているJRグループでは、座席はひとり一席と決められています。

つまり、二席分の料金を支払ってひとりで二席利用することはできないのです。

ですが、例外として「EXグリーンプラスワン」というサービスがあります。これは、ネットで新幹線を予約できるエクスプレス予約というサービスを利用することで、のぞみのグリーン車に限ってひとりで二席利用できるというものです。利用はIC乗車券のみで紙の切符は利用できません。また、予約はエクスプレス予約のみのようです。

グリーン車ですので価格も高くなりますが、ひとりで二席利用してゆったりと新幹線の旅を楽しむことができます。

プラス2000円で快適なリモートワークができるS WorkPシート

新幹線の車内で作業をしたい!という方や、隣の人との距離が欲しいという人におすすめなのが「S WorkPシート」です。

S WorkPシートは、普通指定席の価格に1200円(2025年5月15日(木)乗車分からは2000円)追加することで利用できます。車両は指定席の車両ですが、パソコンでの作業に適した角度に引き出せるテーブルと、となりの座席とのパーティション、そして、コンセントが利用できます。そして、ドリンクホルダーがあるため新幹線が揺れてパソコンや書類に飲み物をこぼしてしまう心配もありません。

また、N700Sの車両では従来の2倍の速度のWi-Fiも利用できます。この車両ではWeb会議もできるということですので、移動時間を有効利用できます。

S WorkPシートは、S Workシートの上位版でより快適にリモートワークができます。ですが・・・もちろん、リモートワークをしない人でも予約は可能です。パーティションがあることで安心感がありますし、人との距離が欲しいというときにはS WorkPシートを利用するというのも悪くない方法です。ただし、WORKをするための車両ですのである程度静かに利用する必要はあるでしょう。

新幹線の荷物置場は要予約

新幹線の座席の後部にある荷物スペースは予約した人のみが利用できるスペースです。

予約をしていない場合は、座席の上にある棚に荷物をあげるしかないため、大きな荷物や網棚に載せられない荷物があるときには必ず予約をしましょう。

時に、この有料スペースを無断で使用してしまう人がいてトラブルになることもあるそうです。座席におけないサイズの荷物を新幹線に持ち込む場合は、荷物スペースを確保しておきましょう。仮に、乗ってしまったあとで「座席におけない」となっても、予約をしていなければどうすることもできません。

JRの公式サイトには「3辺合計160cm超の大きな荷物」を持ち込む場合は、特大荷物スペースつき座席か、特大荷物コーナーつき座席の予約が必要であるとしています。

特大荷物スペースは、車両の後部にある荷物スペースを利用できます。特大荷物コーナーは、デッキにある専用の棚に荷物を入れることができます。大型のキャリーバッグなどは特大荷物コーナーに、大型のベビーカーなどは特大荷物コーナーを利用するという感じで使い分けができそうです。

まとめ

新幹線は快適で便利な移動手段ですが、利用するにあたっては知っておきたいルールやサービスがあります。「ひとり一席」が基本のルールであることや、特別なサービスを利用すればひとりで二席使えるケースがあること、そしてリモートワークを快適にこなせる「S WorkPシート」の存在など、知っておくことでより快適な移動が可能になります。

また、大きな荷物を持ち込む際には「荷物スペースの予約」が必要です。無断使用はトラブルの元になるため、事前にしっかり準備しておきましょう。

ほんの少しの事前準備と数千円の課金で新幹線で過ごす時間が快適になります。