こんばんは、億持ってない億男です。
新型コロナウイルスの流行で多くのことが変わった2020年。
年の半ばを過ぎても新型コロナウイルスが終息
することはなく、今後どうなっていくのかはまだまだ解りません。
そんななかで、毎日ニュースで新型コロナの感染者数を見ていたら「本当にもう人事ではない」と感じます。身近な人がコロナになった…そんな経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしかしたら自分も感染するかもしれない…。そんなことをふと考えてしまいます。
もし、新型コロナに感染したら治療費などはどうなるんでしょうか。
PCR検査費用は自費の場合と無料の場合がある
新型コロナウイルスの感染の有無を調べるためのPCR検査。
今は、抗原検査も行われているそうですが、PCR検査の方が精度が高いともいわれています。PCR検査という言葉…今までは知らなかったという方も多いかもしれませんが、新型コロナウイルスの感染拡大にともなってみんなが聞いたことがある言葉に変わりましたよね。
このPCR検査ですが、新型コロナの可能性がある…つまり症状がある場合や医師が必要だと判断した場合は費用は公費で賄われるため自己負担はありません(2020年9月2日現在)。
ですが、家族が濃厚接触者になった…とか、特に接触はしていないが気になる…という場合には原則として自己負担になります。費用の相場は2万円から4万円と高額です。ですが、新型コロナに感染しているのか…気になるからと自費でPCR検査を受ける方は少なくないと言います。
コストはかかりますが、PCR検査を受けたいという場合は可能ということでもあります。
治療費はかからない
新型コロナに感染したら入院やホテルなどでの療養が必要…。
となると気になるのが治療費です。
ですが、新型コロナウイルスに感染して入院や治療を受ける場合は全額公費で賄われるため自己負担はありません。
仮に重症化して入院が長引いても、人工呼吸器やエクモを使用しての治療を受けたとしてもすべて公費で支払われるので治療費は負担する必要がありません。
万が一、新型コロナなったら…治療費なんか払う余裕はないよ!と心配することはありません。公費治療できるので、万が一、感染しても最善の治療を受けることができます。
休業した場合の補償は?
新型コロナに感染して治療する…あるいは隔離するということになれば、仕事は休まなければなりません。
無症状ならリモートワークができるかも?なんて思ってしまいますがあくまでも療養中。いつ症状が出るかも解らないのです。
ましてや入院ともなると、治療費や入院費が公費負担だったとしてもいろいろと出費があるでしょう。
その経済的な負担をどうするのか…という問題があります。
まず、新型コロナに感染して動けない…ということは働けない…ということでもあります。治療費が無料でも収入がなくなるのはつらいですよね。
そんなとき、一定の条件を満たせば健康保険から傷病手当金を受け取ることができます。お給料の三分の二が目安ですので、全額とは行きませんが入院している間の収入が0にはなりません。本来であれば、傷病手当金は会社員などの場合のみですが、自営やフリーランスの方…つまり国民健康保険の方でも傷病手当金が受け取れるように制度が変わっています。つまり、会社員でも自営やフリーランスの方でも、傷病手当金が受け取れるということです。
また、もし自分で入院保険などに加入している場合は入院給付金の対象になるケースがほとんどです。もちろん、新型コロナは新たらしい感染症ですから例外ということもあるかもしれませんので、ご自分が加入している入院保険の補償内容を確認しておきましょう。
また、所得補償の保険なども使えるケースがありますので、加入している場合は保険会社に確認をしてみてください。
ほかにも、新型コロナの治療で気管切開をした場合に手術費用の保険が貰えるケースなどもあるそうです。
個人で加入している入院保険などは補償内容がそれぞれ異なるので個別に確認することになりますが、新型コロナの入院や治療でも対象になるケースは少なくないので確認しておきましょう。また、最近では新型コロナを補償する保険も登場していますので、安心したい…という方は加入を検討してもいいのではないでしょうか。
まとめ
もう人事ではない…誰もが感染するかもしれない感染症の新型コロナウイルス。
治療費や入院費は新型コロナと診断された場合は公費負担となり自己負担はありません。
また、新型コロナに感染して動けなくなり仕事を休んで収入が減った場合には一定の条件の下で傷病手当金を受け取ることができます。傷病手当金は新型コロナの場合は会社員だけでなく自営業やフリーランスでも受け取ることが可能です。
自分で加入している入院保険等がある場合は、補償内容を確認しておきましょう