新型コロナウイルスで大打撃！？リーマンショックや東日本大震災との違いとは

こんばんは、億持ってない億男です。
新型コロナウイルスの感染拡大が世界を揺るがせています。中国から始まりアメリカがヨーロッパでは医療崩壊といってもいいほどの混乱･･･。日本でもクラスターが発生し、院内感染などが問題になりました。

相次ぐ自粛要請で様々な業種に影響が出ています。中には廃業や倒産に追い込まれたところもありました。ウイルスが流行しただけで私たちが今まで何気なくしていた生活が根底から覆されてしまう･･･。こんな事実を目の当たりにしてショックを受けた人も多かったのではないでしょうか。

そして、心配されるのが経済へのダメージです。収入が減ってしまったという個人レベルの経済難はもちろん、会社に国というレベルで経済的な影響がありました。

過去にも経済ショックはありましたが、今回と何がちがうのでしょうか。

新型コロナウイルスの経済へのダメージ

新型コロナウイルスの感染拡大で、休校や自粛要請が相次ぎ今までのように働けなくなった･･･。そんな人は少なくありません。
休校要請で子供の世話をするために休んだ保護者には早い段階で補償金がありました。

ですが、休校になったことで影響を受けるのは保護者だけではありません。給食に関わっている業者さんや、生産者への影響は決して小さくありませんでした。そして、自粛要請で人手が減ったせいで売り上げが落ちた飲食店などもありました。

自粛要請で人が動かなくなれば、新型コロナウイルスの感染拡大は防げることでしょう。もちろん、まずはそれが最優先！命より大切なものなどないのですから、致し方ないことです。

でも、経済的なダメージがあったのも事実。人が動かなくなれば経済は停滞し好景気は一気に不況になってしまいます。

東日本大震災やリーマンショックとの違い

不況と呼ばれる状況は過去にもありました。代表的なのは、リーマンショック、そして、東日本大震災です。

まず、リーマンショックですが世界的な企業だったリーマンブラザーズが倒産したことで投資家などに多大なる影響を与えたあの事件。日本では円高が進み輸出企業の収益が減り･･･派遣切りなどが問題になりました。

リーマンショックもかなりのダメージだったわけですが、今回の新型コロナウイルスとは規模が違います。新型コロナウイルスでは、アメリカやヨーロッパにまで感染拡大したことで経済も移動もすべてストップ！大都市が封鎖されるという事態に陥りました。リーマンショックで都市閉鎖なんてことはありませんでした。

リーマンショックも世界的な規模でダメージを与えた経済的な事件でしたが、日本に住んでいて「別に影響なかった」という人もいたのではないでしょうか。でも新型コロナウイルスはそうではなくすべての人に関係がある･･･。この点も大きな違いです。

では、東日本大震災はどうでしょうか。日本にとって忘れられない日･･･311ですが、経済へのダメージも当然ありました。ですが、災害の直接的な被害を世界中の人が受けることはありません。そして、地震の場合は起こってしまった災害からの復興という大きな目標があり、そして、少しずつですがダメージを克服していく姿を見ることもできました。

ですが、今回の新型コロナウイルスはどこまで広がってしまうのか、最終的どうなるのかが解らないんです。

解らない･･･だから怖い･･･未知のウイルスとの戦いという先が見えない不安が経済へのダメージをより大きくしてしまいます。

東日本大震災のような大きな自然災害は、ある日突然やってきます。私たち人間は自然災害を止めるすべを持ってはいません。ですが、被害から復興するすべは知っている。つまり戦い方があるんです。でも、未知のウイルスに対してはワクチンや特効薬の開発から始めなければならない･･･。それがいつになるか解らない。

世界的な規模で感染拡大をしてしまうこと、そして、先が見えないこと。解決策や戦い方がまだ未定だあることがリーマンショックや東日本大震災との大きな違いといっていいでしょう。