こんにちは、億持ってない億男です。
ブラックリストと聞くと、銀行や商社金融、クレジットカードの支払いを滞納したり債務整理をした場合に載ってしまう信用情報機関の事故情報をイメージしますよね。
一般的には、信用情報機関の事故情報をブラックリストといいますが、実は携帯電話にもブラックリストがあることをご存じでしょうか？
今回は携帯電話のブラックリストについてご紹介したいと思います。
携帯電話のブラックリストってなに？
携帯電話のブラックリストとは、携帯電話会社のブラックリストのことです。
このブラックリストは、いわゆる「要注意人物」のことで「契約するときに注意してくださいね」というもの。ブラックリストは携帯電話のショップはもちろんオンライン契約でも、契約できるかどうかに影響します。
このブラックリストは、信用情報機関のブラックリストとは別のモノで、各携帯電話会社が独自に作成しているものと、各キャリアが共有しているものがあります。そして、携帯電話の契約でも、一般的なブラックリスト（信用情報機関のブラックリスト）もあります。
携帯電話会社が持っているブラックリストは、銀行や消費者金融に共有されるモノではなく、各携帯電話会社独自のモノとキャリア間で共有されるもの。クレジットカード会社や銀行、消費者金融には開示されません。
携帯電話のブラックリストはどのくらい掲載される？
一般的なブラックリストは支払いの滞納や債務整理などでのるものですが、携帯電話のブラックリストはそれとは別です。
携帯電話会社が作るブラックリストは、携帯電話料金の滞納はもちろん、契約時に虚偽の情報を入力したり、強制解約になった場合にもこのブラックリストに載ります。
簡単に言えば、要注意人物のリストで債務整理や滞納の情報だけを取り扱う信用情報機関とは基準が異なります。
独自のリストですので、情報がどのくらいで削除されるのかなどは不明ですし、信用情報機関と違って自分の情報を閲覧することはできません。信用情報機関は、自分の信用情報は開示請求ができます。このあたりも違うところですね。
また、各携帯電話会社独自のリストとは別に各キャリアが共有しているリストもあります。このリストはどのくらいの期間情報が掲載されるのかは未公開で、かなり長期間に渡って情報が残されている可能性もあります。
このようにかなりリスクが高い携帯電話のブラックリスト…。携帯電話料金の未払いや強制解約には注意したほうが良さそうです。
携帯電話のブラックリストになってしまうと、契約ができなくなることもあります。通信契約ができないということは、自分名義のスマホをもてないということ。今の時代、これはかなり不便ですよね。
携帯電話のブラックリストだけじゃない！信用情報機関のブラックもやばい
携帯電話のブラックリストに載ると、携帯電話の通信契約などができなくなる可能性があるとご紹介しましたが、実は一般的なブラックリストのほう。
信用情報機関のブラックリストも携帯電話の契約に影響することがあります。
まず、スマホの機種を分割で支払うときに、割賦販売契約をすることがありますが、これは信用情報機関の事故情報を見られることになります。
逆の言い方をすれば、スマホの機種代の分割の支払いを怠れば、信用情報機関に事故情報が掲載されることになってしまいます。
「スマホ代くらい」と思って支払いをしなかったら
・携帯電話のブラックリスト
・信用情報機関のブラックリスト
というふたつのリスクがあるのです。
携帯電話のブラックリストは、携帯電話の通信契約が難しくなる。
信用情報機関のブラックリストは、クレジットカード契約やローン契約ができなくなるだけでなく、通信契約にも影響することがあります。
信用情報機関のブラックリストの方がリスクが高いようにも思えますが、携帯電話のブラックリストは各携帯電話会社の独自のものなので、どのくらいの期間情報が残っているのかわからないところがあります。
どちらのブラックリストも、携帯電話契約やクレジットカードなど生活に必要な契約が難しくなるというものですから、載らないのが一番です。
まとめ
今回は携帯電話のブラックリストについてご紹介しました。
携帯電話のブラックリストとは、各携帯電話会社が独自に持っている要注意人物のリストです。
携帯料金の滞納や強制解約、そして、契約時に虚偽の情報を提示した場合などにこのリストに載ります。
一般的な信用情報機関のブラックリストとは別のモノで、信用情報機関のブラックリストのように自分で開示はできません。
そして、一般的なブラックリストの信用情報機関の情報も、携帯電話契約に影響することがあります。
どちらのブラックリストも載らないのが一番であることは言うまでもありません。