こんばんは、億持ってない億男です。
年末年始に車でドライブや帰省をしたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。車は荷物も人も運べる便利なものですし、車が生活必需品という方もいらっしゃることと思います。
ですが、よく耳にするこんな言葉「駐車場で当て逃げされた…」車は便利なだけでなく財産でもありますから、当て逃げされると価値がさがることもあります。価値云々ではなく、大切な愛車に傷を付けられると悲しい気持ちになります。そんなとき、何かできることはあるんでしょうか。そして、車両保険を使うとどうなるんでしょうか。
警察に届ける
当て逃げされた!と解ったらすぐにするべきことは警察へ届けることです。
その場に警察を呼んで傷の確認や、いつぶつけられたのかを確認しましょう。ドライブレコーダーをつけている場合は、映像を見ればぶつけた車を特定できるケースもあります。やはり、こういったときのためにもドライブレコーダーは備えあれば憂いなしのアイテムといえそうです。
警察に届けると、警察に事故の届けが出されることになります。これがないと、保険は使えないのでどんなに小さな傷でも必ず警察には届けるようにしてください。
警察に当て逃げの被害を届けると、付近の防犯カメラやドライブレコーダーの映像を確認して、映っていれば相手が誰かを調べてくれます。ですが、なにも証拠がない場合は誰が車に傷を付けたのか解らないまま…言ってしまえば泣き寝入りするしかなくなってしまうんです。
なんとも理不尽ではありますが、こればかりはどうすることもできません。ドライブレコーダーの中には衝撃を感知したら作動するものや、駐車監視機能がついたものもあるので、対策のためにはドライブレコーダーの設置、あとは、駐車場では防犯カメラがあるところを意図的に選ぶなどの防衛対策しかありません。
車両保険はフルカバーなら使える
犯人が誰か特定できない以上、車をそのまま乗るか、修理するかはあなたが決めるしかありません。
自腹はちょっと…と思うなら車両保険という手もあります。当て逃げやイタズラでも、フルカバータイプの車両保険なら費用が降りるので、保険で修理することは可能です。
フルカバータイプではない車両保険の場合は、当て逃げは対象外というケースもあるので、保険証券を確認してみてください。
ひどい傷や凹みの場合は修理代も莫大になりますから、保険で修理するという選択肢はアリです。
こういうときの為にも、車両保険はできれば加入しておきたいですね。
車両保険を使うと等級はどうなるの?
さて、当て逃げされたけど犯人は解らない…そして、車は凹んだまま…。だけど、車両保険で治せそう!!よかった~。とは行かないのが悲しいところ。
次に気になるのは「保険の等級」です。
車両保険を使った場合、それが当て逃げでも保険からお金が出ることは間違いありませんので、等級は下がってしまいます。
つまり、翌年の保険料は残念ながら上がることになってしまいます。これはどの保険会社でも同じ対応のようです。
自分でぶつけたわけでもないのになんとも理不尽な話ですが、当て逃げでも等級は下がる…このことを念頭に置いた上で、修理するかどうか。修理するなら自腹か保険かの選択をしなければなりません。
僅かな傷や凹みだったら、割安で修理してくれるところを探して自腹で修理するほうが、保険料のことを考えたら安上がりというケースもあります。
保険料は毎月かかってくる出費ですから、そのあたりは良く検討してから判断をした方がいいでしょう。また、お車の買い替えなどを考えている場合は修理をするかしないかで、車両の査定がどのくらい変わるかを問い合わせてから、修理するかどうかを決めていきましょう。
当て逃げは本当に不運なことですが、いらいらしていても仕方ありません。起こってしまった以上、あとはどうやって被害を減らすかを考えるのが最も賢明です。感情にまかせて「修理してやる!悔しい」と思わずに、被害を最小限に留めるように気持ちを切り替えた方がよさそうです。
まとめ
大切な車に当て逃げされた!悲しいやら腹が立つやら…ですが、まずするべきことは警察への通報です。車両保険を使う場合は警察に届けていないといけませんし、運がよければ当て逃げの犯人が特定できるかもしれません。
当て逃げの犯人が特定されたときは、相手に修理費用を請求すれば済むのでこれで一件落着となります。ですが、相手が解らない場合は自分で修理するか、そのままにしておくか、保険を使って修理するかの選択を迫られることになってしまいます。車両保険はフルカバータイプなら当て逃げでも保険を使うことができます。ですが、等級がさがってしまうので、翌年の保険料と修理代を比較して安い方を選ぶようにしましょう。