こんばんは、億持ってない億男です。
新型コロナウイルスの感染者数が増加しているというニュースが連日報道されていますが、そんななかで「一時停止を!」と叫ばれていたGoToトラベルが年末年始に一時停止されることになりました。
新型コロナで何もかもが変わった2020年。給付金などの支援もありましたが、それでもやっぱり「経済的に苦しい」という方も多いことでしょう。
そこで、今回は新型コロナの経済対策のひとつでもある、GoToイートに注目してみたいと思います。
顧客側から見ても、飲食店経営者から見てもGoToイートはとてもお得なキャンペーンなんです。
GoToイートとは?
GoToイートとは、新型コロナウイルスによる自粛などで経済的なダメージが大きかった飲食店を支援するための政策のひとつです。
トキリの錬金術が問題になった、ポイント還元(今は終わっています)や、都道府県ごとに発行されるGoToイートのチケット販売のこと。
GoToイートのチケットは、10000万円分を20%オフの8000円で販売し、登録した飲食店で使用できるというものです。つまり、チケットを使うと実質的に20%オフの金額で食事ができるというわけです。
GoToイートのチケットが使える店舗には個人経営の飲食店だけでなく全国展開している大手のファミリーレストランなども含まれています。
外食する機会が多いという方にとってこれはかなりお得な金額ですよね。
都道府県ごとに販売スケジュールが組まれているので、各自、確認してもらう必要がありますが、GoToイートのチケットは即完売することも珍しくありません。
GoToトラベルは一時停止されていますが、GoToイートのチケット販売は今のところ(2020年12月21日)停止されていませんし、すでに発行済みのチケットを使用することも止められていません。
少しでも安く食事をしたい!のなら、GoToイートを活用することで、節約ができそうです。
飲食店にとっても嬉しい制度
GoToイートが報道などでとりあげられるとき、どうしても「20%オフで買える!」という飲食店を利用する側のメリットばかりが伝えられがちですよね。
ですが、そもそもはお得に食事をしてもらうためだけのものではなく、新型コロナで経済的なダメージが大きかった飲食店への支援が目的です。
GoToイートのチケットを使えるように登録さえすれば、顧客側は実質的に20%オフで食事ができるのですが、飲食店側には額面通りの金額が振り込まれるシステムですから、登録すれば「GoToイート使えるなら行ってみようかな」という顧客を獲得できるかもしれません。
飲食店側が20%オフで食事を提供するのはかなり難しいことですが、その分を国や県がカバーしてくれると考えればこれはかなり有益と言えます。
顧客にとっても、飲食店にとっても決して悪くない制度といえるかもしれません。
ちなみに、よく似ているGoToトラベルの地域共通クーポンとGoToイートのチケットは全くの別物ですから、混同しないように注意してくださいね。
感染者が増えているけどGoToイートは大丈夫なの?
新型コロナウイルスの感染者が増えていることを受けて、年末年始はGoToトラベルは中止。一部の地域では時短営業のお願いも出ていますが、GoToイートのチケット販売の停止の話はないようです。
もちろん、今後の感染状況で変わっていく可能性はありますが、GoToイートは登録している飲食店であれば店内飲食ではなく持ち帰りでも使用できます。一時的に停止されたのはGoToトラベルの方でイートではありません。
また、飲食店によってはGoToイートのチケット限定のお得なメニューを用意しているところもあるようです。
持ち帰りであれば感染リスクも低いですし、お得に食べられる上に飲食店にとってもとてもよいキャンペーンといっていいでしょう。
飲食店側は登録をする必要があること、そして、すぐに現金がもらえるわけではないことには留意する必要がありますが、特に難しい審査や手続きがあるわけではなく登録さえすればGoToイートチケットを使用できるので、経営が厳しいという飲食経営者の方は登録を検討してもいいかもしれません。
まとめ
今回は、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた飲食店を支援するためのGoToイートキャンペーンについてのお話でした。
利用者側は20%オフでチケットを購入し、登録されている飲食店で額面通りの金額のチケットとして使用できる。飲食店側が割引をしなくても利用者側は実質的に20%オフで食事ができるのでGoToイートチケットが使用できることが集客のツールとなります。
登録が必要ですが、飲食店にとっても決して悪い制度ではありませんので、顧客としても飲食店側も積極的に利用したいキャンペーンです。