こんばんは、億持ってない億男です。
億の当選金の可能性もある宝くじやtotoは庶民にとっては大きな夢。当選確率は決して高くありませんが、買っていれば当たる可能性があります。
先日、12億円のサッカーくじ「メガビッグ」の当選者が換金をしておらず、日本スポーツ振興センターが期限切れを前に換金するようにと呼びかけた事例もありました。
多くの人が当選すれば、換金するわけですが中には宝くじが当選しているのに換金しない人もいます。換金せずにくじ券だけを持っていた場合、期限が切れてしまうとお金を受け取ることはできません。
今回は宝くじの当選金の期限についてご紹介したいと思います。
宝くじの当選金には期限があります
年末ジャンボなどの宝くじやナンバーズやロトなどの数字選択式の宝くじにはすべて支払期限があります。
宝くじの当せん金の時効は1年とされており、1日でも過ぎてしまったら当選金を受け取ることができなくなります。ロトなどの数字選択式の場合は、抽せん日の翌日から1年間が期限です。
よくあるのが「買ったことを忘れていた」とか「少額だからあとで換金しようと思っていた」というパターンだそうです。買ったことを忘れていた場合は、高額当選の可能性もありますからこれはかなりもったいないですよね。
ちなみに、支払期限を過ぎても換金されなかった宝くじの当選金のことを、時効当せん金といいます。
高額当選を夢見て宝くじを購入したのに、換金しないなんて「そんな人はたまにしかいないだろう」と思ってしまいますが、実は時効当せん金は毎年かなりの金額になるんです。
令和2年の時効当せん金は100億オーバー
せっかく当選したのに、そのあと換金せずに期限を迎えてしまった。「時効当選金」は、令和2年度にはなんと128億円分もあったそう。もちろん、少額当選のくじ券が大半で8割を締めているそうです。少額だとついつい忘れてしまうことは確かにありそう・・・ですが、中には1億以上の当選金が換金されないままになっているというケースもあるそうです。
令和2年度には1億以上に当選している宝くじで換金されていないものが、1本以上。そして、200万円以上の高額当選の宝くじはトータルで25億円分以上あったそうです。
もう、聞いているだけでもったいない話ですが、換金されなかった場合は公共事業に役立てられることになっています。高額当選金を換金しないというのはなんとももったいない話です。
もし、タンスや棚に眠っている宝くじがあるという場合は期限が切れる前に当選しているかどうかを確認した方がよさそうです。少額の当選金でも換金はできれば早めにしておきましょう。
時効当選金はどうなる?
さて、ここで気になるのが「換金されなかった当選金」の時効当選金は、どうなるのでしょうか。
時効当選金は年間で100億円以上も出ているわけですが、これは公共事業などに使われているそうです。宝くじの収益金と同じ用途で使用されています。換金しないからといって当選金が他の誰かのところにいってしまうというわけではありません。みんなの役にたつわけですが、それでも億となるとあとで気づいて期限が切れていたら後悔してもしきれません。
また、くじ券を紛失した場合でも再発行などはできません。ですので、くじ券を紛失した場合も時効当選金となってしまいます。
ですので、宝くじは当選に気づいた時に換金しておくのが一番といえそうです。
そして、当選金は一口あたり1万円以下の場合は販売窓口で受け取りができます。また、5万円マークがある宝くじ売り場では一口あたり5万円までの当選金を受け取ることができます。そして、一口あたりの当選金が1万円(5万円)を超える場合はみずほ銀行の店舗での受け取りとなります。
高額当選ともなれば、窓口で気軽に換金することはできませんので、そこは注意したいところです。「みずほ銀行の窓口遠いなぁ」なんて思ってあと回しにしているとうっかり1年経過してしまうこともあるかもしれませんので、やはり早めに行っておきたいところです。
まとめ
今回は、宝くじの当選には期限があるということ、そして、期限を過ぎた当選金は受け取ることができなくなり時効当選金として公共事業などに利用されるということをお話ししてきました。
令和2年度の時効当選金は100億を超えており、中には1億円以上の当選金のものもあったそうです。期限が来てしまって時効当選金となった場合は、どんな理由があっても当選金を受け取ることができなくなってしまいます。
時効当選金の8割は数百円程度の当選金だそうですが、高額当選をしているのに換金されないケースもあるそうですから、宝くじやtotoを購入したときには必ずチェックをして当選していた場合は早めに換金してしまいましょう。