こんばんは、億持ってない億男です。新型コロナウイルスの感染拡大な自然災害など人間がどんなに努力をしても世界が混乱に陥ってしまうような出来事は悲しいけれど起こってしまいます。
いわゆる有事…と呼ばれるに相応しい出来事が起こったときに投資をしている人はそのリスクを一般の人より受けやすくなってしまいます。
投資にはリスクがつきものですが、できるだけリスクを少なくしたいと思うのも当然のこと。今回は安定資産についてのお話です。
リスクがない資産はない
投資をするにしても、資産を管理するにしてもリスクが少しも無い方法はありません。
投資にはリスクがつきものですし、資産を預金で置いていても銀行が経営破綻というリスクもわずかにありますし、自宅にタンス預金で置いていても泥棒などのリスクもあります。
資産を持つことはその資産を失うリスクがあることでもありますが、それでもできるだけリスクを減らしたいものです。
もちろん、大手の銀行に預金したり定期預金をするのもいいでしょう。ですが、ちょっとした投資の要素が欲しいなら金や国債などに資産を変えておくという方法もあります。
リスクがまったくない資産はありませんが、有事でも暴落しにくく安定していると言われている資産があります。
それが金と国債です。
金と国債がなぜ安定資産と呼ばれているのか・・・どんな要素があるのかを見ていきましょう。
安定資産の代表格といえば金!
安定資産と呼ばれ何かがあると必ずと言っていいほど価値が上がるのが金です。実際に新型コロナウイルス感染拡大に伴って金の価格は爆上がりをみせて一時的には40年ぶりの高値水準となりました。
金は世界中でその価値が認められていること、そして、その希少性からも安定資産だとされています。
ジュエリーなどに使用される金は私たちにとって身近な存在ですが実はすごくレアな鉱物なんです。地球上で今まで採掘された金の量は50メートルプール3杯分…。地球上でこれだけしかとれないのですから金はすごく珍しく希少性が高い鉱物です。
金を投資と資産とした最初の国はイギリスと言われており、通貨と金を連動させました。
これは言い換えれば、ポンドには金という後ろ盾があるんだよ~ということでもあります。つまり金はまさにお金だったのです。
もちろん現代でも金の希少性は同じですし、需要も安定しています。
希少性が高く需要が安定している…この2つが金が安定資産とされているポイントと言ってもいいでしょう。
需要が高くても希少性がなければ資産としての魅力は半減してしまいますし、希少性が高くても誰も知らない…ではお話になりません。
そして、日本で金に投資するためにはドルと円のレートも関わってきます。金の取引基準はドルですから、円相場のレートによっても金の価値が変動するのです。
至極単純に言うなら、金を円に換えるならできるだけ円安のほうがいいし、円を金に変えておくなら円高のほうが条件は良くなります。ただし、円とドルのレートで利益が相殺されることもあるので、その点は注意が必要です。
国債
安定資産とかつては言われていたのが国債です。国債とは国が発行する債券で、国家がお金を集めるときに使われる手段の一つです。
国債は中途解約ができず、購入できる期間も限定されています。ですが、どこの国が発行しているかによっては信用力が高く安定資産だとされているのも事実です。最近では仮想通貨に投資する人も多いのですが、やはり安定性と信頼度では国債に分配があがります。国家の後ろ盾があるという信頼性の高さは大きな魅力です。
発行するのは国ですから、信用力は高く安定しています。もちろん国が破綻すれば別ですが、そうではない限り国債には一定の信用力があると言って良いでしょう。
また、個人向け国債の場合は1万円からの少額で投資ができること。そして、利率が定期預金より高いことなど、メリットは決して少なくありません。投資というよりは、資産管理の方法ではありますが
少額から始めたいのであれば金より向いているといえます。
国債は金融機関で取り扱いがありますから、普段利用している銀行でも取り扱いさえあれば購入できます。
もちろんどの銀行で買っても国債の価値は同じです。ただし、銀行ごとに管理手数料などが違うのでその点は要チェックです。
まとめ
今回は、パンデミックや災害、世界恐慌などになっても安定していると言われる資産についてご紹介しましたがいかがでしたか?
希少性が高く需要が安定している金、そして、国が発行する国債などは比較的安定している資産として注目されています。
いつどんなことがあるか解らない中で、なにに自分の資産を投資するか、何に変えておくかはとても重要なポイントです。
金や国債という安定資産を持った上で株や先物、FXや仮想通貨に投資をしていくのも自分の資産を守るため、リスクの分散のために有効なのではないでしょうか。