こんばんは、億持ってない億男です。
銀行口座の凍結…普通に生きていて特に悪いこともしていないのに「口座を凍結された」なんてことはないと思っている方が大半でしょう。
もちろん、マネーロンダリングや詐欺などの嫌疑がかかった場合に口座が凍結されることがあります。ですが、そうではなくても・・・なにも少しもやましいことがなくてもある日突然、口座が使えなくなっている・・・そんな体験をする可能性はゼロではありません。
どんなときに口座が凍結されることがあるのか、凍結されたらどうするのか・・・。知っておいて損はない口座凍結に関する情報をお届けします。
口座が使えない?!どんなときに口座が凍結される?
どんなときに口座が凍結されてしまうのか・・・それは銀行によっても違います。○○をしたら凍結される!という正式なルールがあるわけではありません。
ですが、実際に口座凍結が起こった事例としては
・個人名義での大口の送金
・海外からの送金
などが上げられているようです。
これは、ある方の体験談ですがこんなこともあったそうです。
知り合いとの間で金銭消費貸借契約・・・まぁ、簡単に言ってしまえば、知り合いからお金を借りたのです。もちろんここは双方同意済みですから法的に問題はありません。
そして、ネット口座に数百万円が振り込まれたのです。借りた人は、そのお金を別の銀行に振り込み直してから引き出して使った。
のですが、その翌日、ネットバンクから「この入金はなんですか?」「口座は凍結しています」「本人確認書類と借用書送ってください」と言われてビックリしたそうです。
お金を借りただけでなにも悪いことはしていないのに、まさかの口座凍結。支払い口座に指定していたので、凍結解除されるまでの間、とても大変だったそうです。
他にも、海外に住んでいる親戚から、日本で売られているものを代理で購入して送って欲しいと頼まれて代金が振り込まれたら凍結された・・・というケースもあったそうです。
おそらくマネーロンダリングを疑われたのでしょうが、大口の入金があったからというだけで口座凍結される可能性があるということは念頭に置いておいたほうがいいかもしれません。
口座が凍結されるとどうなるの?
口座凍結をされてしまうと、口座のすべての機能が停止します。
・入金
・出金
・振り込み
・受け取り
がすべて停止されてしまうので、お給料の振り込みができなくなりますし、引き落としもできません。
普段使っていない口座なら問題ありませんが、もし、メインバンクでこれをされてしまったら・・・かなり大変なことになります。
当然、預金も下ろせなくなってしまうので、生活に困ってしまうこともあるかもしれません。
預金は、名義人の財産のはずで悪いことをしていないのに凍結されて自由に使えないようにされるのはなんとも理不尽ではありますが、一度、凍結されたら解除の手続きをなければなりません。
もし凍結されたらどうしたらいい?
もし、万が一、口座が凍結されるようなことがあったら・・・。まずは、銀行に口座凍結の解除をするための手続きについての確認をしましょう。なにもやましいことがないとついつい感情的になってしまうこともあるでしょう。正当な理由なく「当行の規定で・・・」と財産を留置するのは法的な根拠に欠ける気もします。
ですが、それを電話口でまくしたてても事は解決しません。ですので、冷静に口座凍結解除の手続きをすすめましょう。クレームがある場合には、その後でも良いのです。まずは、口座を元に戻すことが先決です。
口座凍結されると、入金や出金だけでなく、引き落としができなくなってしまいます。ですので、引き落としに指定しているクレジットカード会社やローン会社に連絡をして事情を説明し、対応をしましょう。
引き落とし口座は変更できるので、凍結された口座から別の口座に引き落とし口座を変更する手続きをしましょう。もし、次回の引き落とし日までに口座の変更ができないという場合は、引き落としができなくなったときにどうしたらいいかを問い合わせる必要があります。
公共料金などの場合も、手続きは同様です。
そして、凍結された口座の代わりになる別のメインバンクを作ることも大切です。口座凍結されるとやはり銀行への信頼が薄れてしまうこともあるでしょう。そのような場合は、メインバンクの変更手続きも重要です。
まとめ
今回は、口座凍結についてのお話でした。普通に生活していると、口座凍結されることなんてない・・・と思ってしまいますが、何も悪いことをしていなくても口座を凍結されたという事例はあります。
メインバンクを凍結されると引き落としや入金、お金を受け取ることもできなくなるので生活に影響がでます。
何をしたら口座凍結されるかははっきりとした条件があるわけではないので、もし、凍結されてしまったその時に対処していくしかありません。