こんばんは、億持ってない億男です。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まったわけではありませんが、オミクロン株は重症化率が低いことや、ワクチン接種が進んだことで今、観光などが再開する動きになっています。
欧米ではマスクの着用義務も撤回され、日常が少しずつ戻りつつあるわけですが、そんななかで「新型コロナで疲弊した観光業を応援する」という意味でブロック割りが行われています。
今回は、今、実施されているブロック割についてや、今後再開されるとされているGoToトラベルについてのお話です。
ブロック割とは
ブロック割とは、全国を6つに分けた各ブロック内の旅行が対象になっている国のキャンペーンのことです。
ブロック割と呼ばれていますが、決してブロック塀が安くなるということではありません。
ブロック割では、全国を6つのエリアに分けてそのブロック内での旅行に補助金がついて割引をうけられるというものです。
期間は6月30日宿泊分とされており、ワクチン・検査パッケージの利用で有効になります。
ワクチン・検査パッケージとは、ワクチンの3回接種の証明書や陰性証明のことで、ブロック割りは対象になっている地域に住んでいて、対象の宿泊施設で割引を受けることができます。ブロック割では、最大7000円(地域クーポンを含めて)の割引きが受けられます。
ワクチン・検査パッケージはワクチンの3回接種の証明書もしくは、陰性証明書(PCR検査等)です。12歳未満は監護者同伴をしていれば対象となります。つまり、ワクチン接種を受けていなくても有効期限内(PCR検査等は検体採取日+3日以内・抗原定性検査は検査日+1日以内)の証明書があれば、利用できます。
ブロックはどんな風に分けられている?
ブロック割りの6つのエリアは
ブロックは
・北海道・東北(北海道民割、青森県民割、岩手県民割、宮城県民割、秋田県民割、山形県民割、福島県民割)
・関東 (茨城県民割、栃木県民割、群馬県民割、埼玉県民割、千葉県民割、東京都民割、神奈川県民割、山梨県民割)
・北陸信越(新潟県民割、富山県民割、石川県民割、福井県民割、長野県民割、岐阜県民割、静岡県民割、愛知県民割、三重県民割)
・近畿(滋賀県民割、京都府民割、大阪府民割、兵庫県民割、奈良県民割、和歌山県民割)
・中国・四国(鳥取県民割、島根県民割、岡山県民割、広島県民割、山口県民割、徳島県民割、香川県民割、愛媛県民割、高知県民割)
・九州・沖縄(福岡県民割、佐賀県民割、長崎県民割、熊本県民割、大分県民割、宮崎県民割、鹿児島県民割、沖縄県民割)
です。
つまり、福岡県の人が鹿児島と宮崎に旅行した場合は対象の宿泊施設であればブロック割が適用されますが、東京から鹿児島と宮崎に旅行した場合はブロック外となりますので、割引は受けられません。
また、県境を接していても岡山から兵庫県のような場合は、ブロックが異なりますのでこれも割引の対象にはなりません。
ブロック内での旅行であれば、とてもお得に宿泊ができますので、このチャンスに利用してみてもいいでしょう。
ブロック割りの内容は?
お得に旅行ができるブロック割ですが、宿泊が50%(最大で5000円まで)割引がされます。そして、1泊2000円以下の場合は1000円、1泊2000円を超える場合は2000円分のクーポンを貰えます。
つまり、最大で7000円分割引ということです。クーポンは宿泊した県内で利用可能で飲食店、道の駅などで利用できるところが多くなっています。
割引で旅行を楽しんだ後に、お土産を地域クーポンで購入するという方法もありますし、クーポンで地元の美味しい物を食べるというのもいいのではないでしょうか。
ブロック割は、ひとりあたりの制限はなく、ブロック内でワクチン検査パッケージの対象であれば、何度でも利用できます。1泊あたりの制限もないため、例えば「うちは10人家族なんです」という場合でも、条件を満たしていれば全員分割引できます。
まとめ
今回は、ワクチン・検査パッケージの利用で旅行の割引が受けられるブロック割についてご紹介しました。
ブロック割の期間は2022年6月30日までで、一人あたり宿泊は最大5000円の割引が受けられるほか、地域で利用できるクーポンも貰えるため最大で7000円分安く旅行ができます。
ブロック割は、全国規模の観光事業のGoToトラベル再開までの代換えの割引案ですので、ブロック内での旅行のみが対象となります。
ブロック分けは全国を6つのエリアに分割したもので、エリア内に住んでいる人が対象です。ブロックを超える旅行は割引の対象ではないほか、県境を接している場合でもブロックが異なる場合は割引の対象になりませんので注意されてください。