こんにちは、億持ってない億男です。
不倫…この言葉を聞いただけでも「すごく嫌」という方もいらっしゃるかもしれません。芸能人が不倫スキャンダルですっかりテレビに出なくなったり、イメージが変わってしまうこともあります。
ですが、不倫は芸能人のような特別な人達だけでなく、一般の人でもすることがあります。実際に経験がある方、身近に不倫をしているカップルがいるという方もいらっしゃるでしょう。道徳的に不倫は否定される世の中ですが、このブログでは不倫をお金という面から考えてみたいと思います。
不倫は、感情的、道徳的、社会的な影響だけでなく、経済的にも大きな負担となります。以下に、お金の面でのデメリットについて詳しく説明します。
不倫の慰謝料と
不倫…つまり配偶者がいる人とお付き合いすること。もしくは自分に配偶者がいるのに他の人とお付き合いすることです。
どちらにも配偶者がいるケースのことをダブル不倫なんて言うこともありますね。不倫は民法上の不貞行為に当たるため慰謝料を請求される可能性があります。
慰謝料に関しては離婚してもしなくても発生します。慰謝料の金額はケースバイケースですが、不倫していた期間が長い場合はより高くなる傾向があります。場合によっては数百万円の慰謝料を支払う義務が生じることもあります。
そして、不倫がバレた場合、夫婦関係が破綻して離婚に至ることも珍しくありません。その際には、慰謝料だけでなく財産分与が伴います。
原則として、婚姻期間中に作った財産については、夫婦の共有財産とみなされるため、離婚時には公平に分割するのが基本です。ですが、不倫をした配偶者は、財産分与で不利な条件を飲まざるを得ないというケースもあります。
これだけでも不倫がかなりの経済的に損失をもたらすことがわかります。もし、お互いに不倫だった場合は、双方の配偶者に対しての慰謝料。そして、自分の配偶者に対する慰謝料の両方が発生するケースもあるため、かなり高額の慰謝料を用意しなければならないケースもあります。
法的な争いの費用
不倫がバレて裁判になると、慰謝料の支払いだけでなく弁護士費用などがかかります。
弁護士費用は高額ですし、裁判は1日や2日で終わるものではありませんので、経済的にも精神的にも苦労をすることとなります。
また、離婚の条件でもめてしまった場合にも弁護士費用や裁判費用がかかります。複雑な財産分与が伴う離婚や子供の親権争い、養育費の問題が絡む場合、費用は数十万円から数百万円に達することがあります。これも不倫の経済的な代償だといえそうです。
社会的信用の喪失
今の世の中では不倫は社会的に認められていない行為です。
そのため不倫をしていることが会社や友人にバレると、信用を失ってしまいます。例えば、職場での不倫が発覚した場合、車内での信用の失墜は避けられません。特に、不倫相手が同じ職場にいる場合や、上司・部下の関係にある場合は、出世にも悪影響です。場合によっては懲戒処分の対象になる可能性もあるでしょう。
社会的な信用を失うとビジネスチャンスが減少してしまいますし、取引先からの信頼を失うこともあるでしょう。
信用というお金では買えないものを失った結果、将来の収入の出世といった経済的なダメージを受けることになってしまいます。また、会社での社会的な信用だけでなく友人や家族からの信用も失ってしまうことがあります。
精神的ストレスと
多くの場合、不倫が泥沼化すると精神的なストレスを感じます。これはもちろん個人差がありますが、過度なストレスは時に身体にも影響してしまいます。
精神的なストレスが原因で病気になることもありますし、それが原因で仕事に支障をきたすと、収入の減少に直結します。治療が必要な状態になると、治療費やカウンセリング費用などの費用がかかることもあります。
このストレスによる病気は、自分だけでなく自分の配偶者や相手にもリスクがあります。
まとめ
今回は、不倫という違法行為を行った場合の経済的な影響についてお話ししました。
不倫は、感情的に解決できる問題ではありません。心の痛みや社会的な影響は当然ありますが、その上に経済的なデメリットをもたらします。
慰謝料の発生、離婚による財産分与、裁判になった場合の法的費用や弁護士費用など経済的なダメージはかなりのものです。
その上で、職場で社会的信用を失うことで出世に影響することもあります。また、不倫の精神的ストレスが原因で起こる健康問題、離婚後の新しい生活の立ち上げ費用などの多くの経済的負担が発生します。
不倫は道徳的によくないというのはもちろんですが、不倫関係にならないように注意することは、経済的な面でも安定した生活を維持するために重要です。