こんにちは、億持ってない億男です。
台風に地震…自然現象は私たち人間の力では止めることができません。
2024年8月8日に日向灘で起こった地震の後に出された「南海トラフ臨時情報」で防災に今まで以上に関心を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
災害時の備えにもお金がかかりますし、日々の生活の中でつい後回しにしてしまうこともあるでしょう。ですが、万が一のときの備えは必ずしておくべきこと。
今回は万が一のときの備えの必要性やその予算についてお話していきます。
南海トラフ臨時情報は8月15日で解除された
2024年8月8日に日向灘で発生したM7.1の地震の後で発表された、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)は8月15日で解除されました。
「解除」と聞くとなんとなくホッとした方もいらっしゃるかと思います。ですが、そもそも、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が出されていなくても、南海トラフ地震は発生確率が高く「いつ起こってもおかしくない」と言われています。
日向灘の地震でより発生確率が高まったというわけですが、1週間過ぎて解除されたからといって南海トラフの脅威が去ったわけではありません。
南海トラフやその他の地震に対しては、日本国内どこにいても常に防災意識を持って備えておく必要があります。
もちろん、地震だけではなく台風や豪雨災害、場所によっては火山の噴火といったリスクがある地域もあるでしょう。
防災は意識を持つことも大切ですが、備えも必要。備えにはお金がかかりますが、これは必要な予算として考えるべきです。
家計が苦しいなかで防災用品など買う余裕はないかもしれませんが、できる範囲で備えをしておきましょう。
防災用品はやはりお高い?
防災意識は避難場所の共有や普段から避難経路を知っておくことなどですから、お金はかかりません。ですが、必要な防災用品を揃えるためにはお金が必要です。
それぞれの経済事情に合わせた防災用品を自宅に準備しましょう。
最もシンプルなのは、アウトドアブランドやホームセンター、雑貨店などで販売されている防災用品のセットを購入しておくという方法です。これはセット内容や用途で価格にバラつきがありますが、持ち運び用のもので1000円程度から、いざというときの生活に備えるセットであれば10000円から30000円、テントなどを備えた本格的のものであれば50000円程度から購入できそうです。
このようなセットを家族分購入するとなればかなりの予算が必要です。
そこまで予算を防災用品にさけない場合でもできることはあります。
まず、普段から生活必需品や食料を余分に買っておくことです。ティッシュペーパーやマスク、ボディーシート、ラップ、女性の方の生理用品、絆創膏などはつねに予備を置いておきましょう。
また、常温で保存できるお菓子や缶詰め、レトルト食品などを多めに買ってストックしておくことで、普段の生活の中で万が一の備えができます。
他にもお風呂につねに水をためておく、空のペットボトルに水を入れて冷凍庫で凍らせておくなどお金をかけなくてもできる防災対策はあります。
災害時は調理せずにすぐに食べられる食料はとても有効。スナック菓子やチョコレートなどは貴重な栄養源となります。開ければ食べられるものを常に自宅に置いておけば、突然の災害にあったときに非常食として役立ちます。非常用のものでなくてもいいのです、普段食べているお菓子のストックを増やすだけでもOKです。
本格的な防災セットを揃えることができなくても、普段の購買パターンを少し変えるだけでいいのです。
万が一のときは現金が強い?
クレジットカードやキャッシュレスがどんどん普及していますが、災害時は停電などでクレジットカードやキャッシュレス決済は使えなくなる可能性があります。
となるとやはり強いのは現金!万が一の備えの中には「現金を入れておくと良い」と、被災経験のある方がおっしゃっていました。
小銭やお札など、両替えをして非常用持ち出し袋に入れて置きましょう。
まとめ
今回は万が一の災害に備えるための防災とお金の話をしました。
日常生活に追われてついつい後回しにしてしまうこともある防災ですが、命を守るために必要なこと。
そのための予算は必要経費です。とは言っても家計が苦しくてそれどころではないという方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合でも、普段から生活必需品や食料のストックを増やしたり、お風呂に水をためておいたり、ガソリンを常に満タンにしておくなどできることはあります。
また、簡単な防災セットであれば1000円前後で販売されているため、気軽に購入できます。
地震や台風、豪雨災害など、自然現象は止められませんが備えをしておけば、災害から身を守ることができます。