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コロナで大学に通えていない!なのに授業料は支払わないといけないの?

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こんばんは、億持ってない億男です。

新型コロナの感染拡大で「大学に行けていない」という学生さんが多いと言います。

2020年に入学した新入生の中には「一度もキャンパスに行っていない」という方もいらっしゃるとか…。

アルバイトの減少や親世代の収入減など、新型コロナは学生さんにも多大なる影響を与えたわけですが、そんな中で「学校に行っていないのに授業料払うの?」と言う声があるともいいます。

大学によって様々な対応がされている新型コロナ対策ですが、授業料は支払わなければならない…なんとも理不尽だという意見があるわけですが、大学の授業料は学校に通えていなくても支払う必要があるものなのでしょうか?

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授業料はオンライン授業でも必要

結論から言ってしまうなら、オンライン授業であったとしても授業を大学が行っている限り、授業料は支払わなければなりません。

大学の講義が行われており、それに基づいて試験が行われ、単位が出されているのならそれは大学側は「講義をする」「知識を与える」という義務を果たしていると言っていいでしょう。

実験や実技など、オンラインではできないカリキュラムもありますが、それも定められた在学期間の中で提供されれば問題はないはず。

つまり、先生と対面で…大学の講義室で行われる講義がなかったとしても、変わりにオンライン授業がされているなら、授業料は支払わなければなりません。

確かに、入学時にイメージした大学生活ではないのは間違いありません。ですが、それは新型コロナのせいであって誰かに責任があるわけではありません。

オンライン授業ばかりで大学に行ってないから授業料を払うのが嫌!というのは、心情的には理解する部分はありますが、こればかりは大学がオンライン授業などで講義をしているわけですし、理由が感染拡大防止となれば致し方ないこと。

授業料の支払いをしない理由にはなりません。

学籍を大学に置いて、オンライン授業を受け、試験を受けて単位取得する…ここにも授業料は発生しているのです。

施設を使っていないのに支払うの?

学校によっては、授業料とは別に「施設利用料」などの名目でお金が発生しているケースもあります。

授業料はオンラインでも支払うのは解った!だけど、施設利用料は大学にほとんど行っていないんだし、請求されるのはおかしくない?と思う方もいらっしゃることでしょう。

もちろん、各大学ごとに柔軟な対応がされているとは思うのですが、ここもオンライン授業をするための機材や場所は大学の施設ですから、オンライン授業を受けていることで施設利用をしているという解釈もできるのです。

「納得できない」と思うかもしれませんが、自分が足を運んでいなくても施設利用をしているのは事実ですから、これも「払わない」と言ってしまうのは暴論かもしれません。

オンライン授業をするための設備などにコストをかけた大学もあるでしょう。

授業料も施設利用料も支払う必要がある…と言われると「冷たい大人」の意見のように感じるかもしれめせんが、自分が大学からどの程度の利益を得ているのかを冷静に考えることも大切かもしれません。

友達やサークルなどはあくまでも副次的なもの

「大学に行けていないし、友達もできていないし…」
「サークルもできていない」

新型コロナの影響で、オンライン授業がメインになりキャンパスに足を運ばないとなると、孤立してしまうこともあるでしょう。特に新入生の場合は友達を作ることすらままならない…。

イメージしていた自由で楽しいキャンパスライフとはいきませんでした。

それはとっても残念で悲しいこと…ですが、お金の問題とは切り離して考えるべき事です。

本来、大学とは講義を受けて知識を得るための場所。友達作りやサークルは、大学という大きな枠組みの中の副次的な要素なのです。

もちろん、コミュニティは大切だし友達も大切。サークルや部活で思い出を作ることも人生の大きな財産です。ですが、授業料などのお金の問題とこれは別。

大学に行っていないし、友達もできていないし…だから授業料払うのなんか嫌だ!というわけにはいかないのです。

オンライン授業を受けつつ、友達作りもSNS等を、駆使して自分で工夫するほかありません。

まとめ

新型コロナのせいで、一度もキャンパスに行っていない…。オンライン授業ばかり…。厳しい大学生活のスタートとなった2020年の新入生。

イメージしたキャンパスライフを送れないことは本当に気の毒ではあるのですが、お金の問題とは別。

オンライン授業ばかりだから…学校に行っていないからという理由で授業料を支払いたくない!とか、施設利用料を支払いたくない!と言っても支払い義務がなくなるわけではありません。

オンライン授業でも授業料は必要だし、オンライン授業のための機材を使用していることになりますから、授業料や施設利用料は支払うべきです。

ただし、大学ごとに柔軟な対応をしているところもあるようです。