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グローバル経済を理解して物の値段に仕組みを知ろう

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こんにちは、億持ってない億男です。
新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻で世界が大きく揺れている中で、私たちの生活にも影響が現れているのはすでにみなさんも実感していることと思います。

その影響の中でも特に多くの人に関係しているのが物価高騰です。円安の影響やその他の様々な要因で物の値段が上がっています。

今まで「世界のことなど気にしないで生活していた」という方も今回ばかりはグローバルな経済の流れの中に自分がいることを実感されたのではないでしょうか。

今回はグローバル経済と物の値段について簡単に解説したいと思います。

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なぜグローバル経済を理解する必要があるの?

グローバル経済なんて・・・毎日の生活に関係ないし、そもそも興味もないという方ももちろんいらっしゃるかと思います。

もちろん、日々の買い物や毎月の光熱費だけを考えるというのが悪いことと言うわけではありません。ですが、グローバル経済の仕組みはある程度知っておいて損はないのです。

というのも、私たちが生きている世界と私たちの生活はつながっているからです。遠く離れている他の地域で何が起こっているかが実は深く影響しているのです。これは経済・・・そして、私たちの生活に影響する物価にも当てはまります。

グローバル経済の動きは、私たちが買っている物の価格や、投資や就職活動に至るまで、幅広い範囲で影響を与えます。したがって、グローバル経済の理解は、自分の財政を適切に管理するために必要なスキルなのです。

グローバル経済の基本について簡単に解説

グローバル経済なんて言われるととっても難しそうな気がしますが、ざっくりと理解するだけであればそれほど難しいものではありません。

グローバル経済というのは、世界中の国々が経済活動を通じて相互に関連し合う仕組みのことです。

例えば、貿易、投資、労働移動などもここに含まれるといっていいでしょう。そしてニュースで耳にすることも多い、GDP(国内総生産)やインフレ率、失業率などの経済指標は、グローバル経済の健康状態を評価する上で重要な要素となります。

また、国債の利率もグローバル経済を知る上で無視できません。
国債の利率は、その国の政府が発行する債券に対して支払われる利息の割合のことです。この利率は様々なものに影響を与えます。そして、国債の利率は金融市場だけでなく、グローバル経済全体にも影響を与える重要な要素にもなるのです。

国債の利率は、その国の経済状況や政策、金融市場の状況を表すものです。最近では、アメリカの利上げが話題になりましたが、アメリカの利上げの影響で歴史的な円安が進んだことも記憶に新しいのではないでしょうか。

通常、インフレのリスクが高まると、投資家はそのリスクを補償するために高い利率を求めるため、国債の利率が上がりますし、中央銀行が基準金利を引き上げると、一般に国債の利率も上昇します。

国債の利率は、世界中の投資家の投資行動に影響します。大国であるアメリカの国債利率は、特にグローバル金融市場に大きな影響を与えます。アメリカの国債利率が上昇すると、多くの投資家はアメリカの国債に投資することを選びますので、その結果、他の国への投資が減少するのです。

物価の要因とグローバル経済の関連性

投資だの国債の利率だのと言われても「私には関係ない」と思ってしまいますが、事実としてアメリカの利上げで歴史的な円安が進み、もともと高騰していたガソリン価格がさらに上がる結果になったのも事実です。

つまり、グローバル経済の様々な要因で私たちが普段入れているガソリン価格に影響が出ている・・・関係ないと思えても実は関係しているのです。ガソリン価格の高騰や資源エネルギー価格の高騰で、電気代やガス代も上がりましたし、その結果、モノの価格も上昇しています。原材料価格の高騰だけでなく輸送コストなども跳ね上がったため値上げの波が押し寄せているのです。

このように、物価は多くの要素によって左右されますが、その中でも供給と需要の原理は最も基本的な要素です。需要が大きければ値段はあがり、供給過多であれば値段は下がります。
そして、ここに通貨の価値、つまり為替レートも関わってくるのです。例えば、ある国の通貨が他国の通貨に対して弱くなると、その国の輸入物価は上昇する傾向にあります。歴史的な円安の場合、その時点においては日本円が弱くなったということでもありました。このように私たちの生活に欠かせないものの値段は、グローバルな経済動向の一部でもあるのです。

まとめ

今回はちょっと堅苦しいお話に思えたかもしれませんが、グローバル経済と物価についてのお話をしました。
経済ニュースなどで流れるグローバル経済の話題を少しでも理解できれば、今、何が高くて何が安いのかをみきわめることができるかもしれません。

グローバルな視点を持って、少額からの投資をしてみるというのもいいかもしれませんね。