こんばんは、億持ってない億男です。
キャッシュレス化が進む中で、クレジットカードは日常生活に必要なアイテムとなりつつあります。
チャージしたり、買い物をしたりと便利なクレジットカードですが、誰でも無条件で作れるかというとそうではありません。クレジットカードを作るためには審査があり、審査をパスしなければならないのです。
今回は、クレジットカードの審査に落ちてしまった場合の対応をご紹介したいと思います。
クレジットカードの審査基準は非公開
クレジットカードの審査は各クレジットカード会社が独自に行っており、具体的な審査基準は公開されていません。
もちろん、審査を通った場合も落ちてしまった場合も、その理由は問い合わせをしても本人であったとしても教えて貰えません。
となると「ならどうしたらいいの?」と思ってしまいますよね。
理由がわからないなら、対応のしようもないじゃないか!と思うわけですが、ある程度の審査基準と、審査に落ちても大丈夫というケースを想定することは可能です。
まず、クレジットカードの審査で重要な情報が
・年収
・務めている企業
・勤続年数
・役職
・家族構成
・居住形態
です。そして、過去の金融取引の履歴も重要。いわゆる信用情報というやつですね。この情報に問題がなければ、無事審査通過となるわけです。この信用情報に金融事故の情報が付いてしまった状態のことをブラックリストといいます。
信用情報は一定の期間が経てば、消える仕組みです。
ひとつのクレジットカードで審査おちしても大丈夫
インターネットなどで簡単にクレジットカードの申し込みができますし、審査の結果が当日中に届くことも珍しくありません。
もし、ひとつのクレジットカードで審査をパスできなかったとしても大丈夫。他のクレジットカードでは「大丈夫だった」ということはよくあります。ただし、審査に落ちる理由に心当たりがある場合は、別です。
審査落ちの理由が明確な場合
審査基準が公開されているというわけではありませんが、次のような場合は審査に落ちてしまった理由が明確と言えます。
・過去10年以内に自己破産をしている
・債務整理をしてからまだ時間が経っていない
・未払いのローンがある
という場合です。
自己破産や任意整理、個人再生などをした場合には、一定の期間、ブラックリストにのってしまいますので、クレジットカードの審査に落ちてしまう可能性がかなり高くなります。支払いが終わってから5年から10年程度はクレジットカードはもちろん、カーローンや住宅ローンもほぼ審査に落ちる状態になってしまいます。
また「まだ債務整理はしていない」という場合でも、すでにローンやクレジットカード、債務があって支払いが遅れている場合は、その情報が信用情報機関に登録されている可能性大。そうなるとクレジットカードの審査は難しくなるので
審査落ちした場合にしてはいけないこと
クレジットカードの審査に落ちてしまった場合、してはいけないことがあります。
まず、しつこくクレジットカード会社に理由を問いただすことです。審査基準は非公開ですから、どんなにしつこく聞いても教えて貰えませんし、あまりやり過ぎるとクレーマーになってしまいます。
そして、もうひとつしてはいけないのが、別のクレジットカード会社に手当たり次第に申し込むことです。
もちろん、審査に落ちて別のクレジットカードを申し込むのはいいのですか、問題は数です。ひとつのクレジットカードがダメだったからといって、手当たり次第に申し込むと申し込みの情報がすべて信用情報機関に登録されるので、印象が悪くなるのです。
ひとつのクレジットカードの審査に落ちたら、よく条件を確認して1社のクレジットカード会社に申し込みをしてみましょう。手当たり次第にいろんなクレジットカードに申し込んでも、整理ができなくなる可能性もありますし、決していいことはありません。
申し込み情報も信用情報機関に登録されてしまうので、慎重に申し込みをしていきましょう。
まとめ
今回は、クレジットカードの審査に落ちてしまった場合の対処法をご紹介しました。ブラックリスト入りしていたり、今現在、ローンの支払いなどを滞納しているというわけではないのに審査に落ちてしまった場合は、条件を吟味した上で別のクレジットカードに申し込めば審査をパスできる可能性があります。
ただし、審査に落ちたからといって手当たり次第にたくさんのクレジットカードを申し込むのはNG。申し込みの情報も信用情報機関に登録されてしまうので、印象が悪くなってしまいます。もちろん、理由をしつこく問い合わせても教えて貰えることはありませんので、それも労力の無駄になってしまいます。
クレジットカードの審査に落ちたときは、慌てずに別の1社のクレジットカードに申し込んでみましょう。