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キャベツが高い!どうしてこんなに値上がりしているの?

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こんにちは、億持ってない億男です。

皆さん…もうニュースなどでご存じかと思いますが、キャベツなどの葉物野菜がなかなかお高いですよね。
農産品の価格は天候に左右されるものではありますが、今年のキャベツの値上がりは例年に比べても異常なほど。
「えっ、キャベツってこんなに高かったっけ?」と驚いた方も多いでしょう。

SNSでも「キャベツが高すぎる!」「もう気軽に買えない…」といった投稿が相次ぎ、なかには「キャベツ1000円超える?」という声も。
家計にも飲食店にも大きな影響を与えているキャベツの価格高騰。今回は、その原因や価格差の実態を詳しく解説していきます。

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キャベツの価格が高い!

キャベツの価格は、例年の3倍以上だそうです。SNSでは「キャベツ1000円超える?」といった投稿も見られました。

特に都会で価格が高くなっているようですが、例年よりキャベツは確かに高いですし、白菜や春菊なども価格が高めで推移しているように感じます。白菜は例年の約倍の価格だそうです。鍋物の季節に白菜が高いのはちょっと辛いですよね。

キャベツは、さまざまな料理や付け合わせに使われる野菜ですから、一般家庭だけでなく飲食店にとっても痛手となっていることでしょう。とんかつの付け合わせやお好み焼き、焼きそば、サラダなど、多くの料理に欠かせないキャベツの価格高騰で、飲食店ではメニュー価格の値上げを検討するところも出ているようです。

どうしてキャベツが高騰しているの?

キャベツの価格高騰の主な原因として、以下の 3つ が挙げられます。

・天候不順
キャベツは、気温や降水量の影響を大きく受ける作物。
昨年夏の 異常な猛暑 に加え、12月に雨が少なかった ことが生産に影響し、生育が不安定になりました。その結果として、出荷量が減り、市場価格が高騰してしまったのです。これはキャベツだけでなく、白菜などの 葉物野菜全般 に共通する現象です。

・生産コストの上昇
農業における燃料費や肥料代などのコストが近年上昇しており、生産者の負担が増加しています。キャベツの価格にコスト増が反映されています。

・流通コストの増加
輸送費の高騰や物流の課題もキャベツの価格に影響を与えています。特に都市部への輸送コストが上昇したことで、小売価格がさらに押し上げられています。

天候が原因で価格が上がる現象は、農産品ではよくあること。需要と供給のバランスが崩れると販売価格が上がってしまうのは市場の原理でもあります。

それに加えて、もともと物価高であったという背景もあります。キャベツを作るためのコストも当然上がっていますし、ガソリン価格が高騰しており輸送コストも跳ね上がっているはず。上がったコストはそのまま価格に反映されるわけですから、天候不良とのダブルパンチとなっているわけです。

キャベツは、決して高級食材ではなく庶民に親しまれている野菜ですが、今年はかなり高騰しています。

それに加えて、全体的な物価高でみんなが「節約したい」と考えているタイミングでもありますから、より価格に強く反応してしまうのでしょう。お米や果物、そして、お肉やお魚など、この数年でいろいろなものが値上がりしましたが、所得が上がっていると感じられないため節約思考になっているところに、この価格高騰は消費者にとって衝撃的でした。

庶民の味方であったキャベツが、躊躇するほど価格になったことで、多くの人がショックを受けたわけです。

地方と都会でかなり価格に差がある

キャベツなどの価格が上がっていますが、やはり都心と地方では価格にかなり差があるようです。

都心では700円〜800円ほどの価格がついているところもあったようですが、一方でキャベツの産地や地方では、300円程度でキャベツを販売しているところもあったそうです。
地方と都会で物価が違うのはよくあることですが、ここまでの価格差がつくのは珍しいかもしれません。

価格差がうまれる原因はいくつもありますが、輸送コストや市場の流通がその原因のひとつです。都市部の場合は、どうしても 流通コストが上乗せされるため、値段が高くなってしまうのです。

キャベツを比較的安く購入できるのは、地方の道の駅や農家が直売しているケースです。

家庭でできる対策は

キャベツなどの葉物野菜が高いとはいえ、まったく買わないわけにはいきませんので、節約する方法もあります。
まずは、冷凍保存したり、冷凍野菜やカット野菜の活用です。
冷凍野菜やカット野菜は価格が一定ですので、比較的安く購入できます。また、もやしやキノコ類などの価格が上がっていない野菜で代用するという方法もあります。

まとめ

キャベツの価格が3倍程度の価格になっている理由は、天候不順と物価高騰があります。
特に都心では 1玉700円~800円 という驚きの価格になっており、飲食店や家庭の食卓に大きな影響を与えています。
一方で、地方では 比較的安価に購入できる地域もある ため、価格差が大きくなっています。

今後の価格動向は天候や市場の動き次第ですが、 冷凍保存や代替野菜の活用 などで、少しでも家計への負担を減らす工夫をしていきましょう。