こんにちは、億持ってない億男です。
カーライフとお金の話は切っても切離せないもの…このブログでも車のことについていろいろとお話してきました。今回は、今、車の購入や乗り換えを検討しているという方のために増税前に車を買うべきかどうかについてお話していきます。
1.10月に消費税が10%になる
2019年の10月から今まで8%だった消費税が10%に上がります。増税される金額は2%ですから、価格が小さい日用品や食料品などに関してはさほど大きな値上げと言うわけではないといっていいでしょう。
ですが、価格が大きくなるとわずかこの2%が大きな金額になってしまいます。大きな買い物とのひとつが、車。一生モノともいえる家やマンションなどとは違って、車は消耗品ですし、ライフスタイルの変化に合わせて定期的に乗り換えるものですから、今、購入や買い換えのタイミングを迎えているという方にとっては「増税」は大きな問題になります。
今まで何度か延長されてきた消費税の増税ですが、今回は今のところ延期という話しはないようですから、上がると思って準備して置いたほうが良さそうですね。
2.駆け込み需要はあるのか?
消費税の増税となると気になるのが駆け込み需要です。駆け込み需要は、車のような大きな買い物だけでなく、日用品などでも起こるか可能性大。わずか2%といえども早めに買っておけば、支払わずにすむ税金があるのであれば、少しでも安く買いたいと思うのが人情というもの。そして、車に関しても、新車中古車の両方である程度の駆け込み需要があると考えていいでしょう。
納車まで時間がかかる新車の場合は、夏前あたりから、そして、一週間程度で納車される新古車や中古車の場合は、直前まで駆け込み需要が予想されます。
駆け込み需要で中古車の需要が高まれば、人気の車種やカラーの場合、中古車は早いもの勝ちになってしまいます。欲しい車や狙っている車、装備などがあるという場合は、早めに探し始めていた方がいいでしょう。
車は高い買い物ですし、自分や家族、一緒に出掛ける友人や知人の命を乗せるものですから、妥協はしたくありませんよね。駆け込み需要が見込まれる時期に慌てて探してもなかなか思い通りの車は見つからないかもしれませんから、明確なビジョンがあるという場合は、早めに探しておきたいですね。
3.値引きや下取りへの影響は?
車を買ったり乗り換えたりする時には、値引きや下取りも重要なポイントです。値引きは、新車の場合だと多いときで30万円以上になることもありますから、購入時の大きなポイントになります。そして、下取りは今まで乗っていた車を買い取って貰って新しい車の購入資金に充てるというもの。このどちらも車をいかに安く手に入れるか…という点でとっても大切な要素になります。
10月からの増税が、値引きや下取りにどんな影響を与えるかは”実際に増税されてみないとわからない”というのが本音。ですが、やはり何らかの影響があると予想されます。
値引きに関して、そのまま…。モデルチェンジなどがなければ、今までと同じ水準で推移すると考えてよいでしょう。ですが、自動車メーカーは新車販売をしたいわけですから、増税後の新車契約の場合は、有利な条件を付けたり値引き幅をアップすることも考えられます。そして、ディーラーのカーローンの金利などで優遇があるということも予想されます。
そして、下取りについてですが、下散りは販売店によって元々かなりの差があります。買い取った車を国内で販売する場合は増税の影響で下取り価格に変動があるかもしれません。ですが、買い取った車を外国で販売している買取店の場合は、消費税の増税はさほど影響がないといっていいでしょう。
いずれにしても、予想の範疇を超えないものではありますが、念頭においておきましょう。
4.駆け込みで買うべきか
2%の増税がされるわけですが、やはり増税前に車を買うべきなのでしょうか。答えは…新車の場合はNOです。というのも、消費税が増税されると自動車取得税が廃止されるからです。自動車取得税は車の購入金額に合わせて課税されるものなのですが、価格が高い新車の場合に特に金額が大きくなります。また、中古車になると課税額が安くなったり、場合によってはかかりません。つまり、新車や年式の新しい車を買うのであれば、増税前がよいけれど、そうではないのなら焦ることもない…という考え方もあります。
5.まとめ
車の乗り換えと増税のタイミングが重なるといつ買えばいいのかで悩んでしまいますよね。駆け込み需要などが予想される価格の安い中古車の場合は、早めに新車や年式が新しい車の場合は、自動車取得税が廃止される増税後に購入するほうが安くなる場所もあります。
欲しい車がはっきりとしている場合で中古車を希望しているのであれば、ちょっと早めに車探しを初めてもよいかもしれません。