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まだなの?新紙幣はいつから流通する?

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こんにちは、億持ってない億男です。

新しい年になり、そしてもうすぐ新年度を迎えます。春になるとなんとなく心が弾む…そんな人も多いのではないでしょうか。

2019年から私たちを翻弄した新型コロナもワクチンや治療薬の開発で落ち着きを見せていますし、新しい日常がやってくる!そんな予感がしています。

さて、このブログでも一度だけご紹介したことがある「新紙幣」ですが「あれ?そういえば、まだ変わってないよね?」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は新しい紙幣についての話題です。

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新紙幣はいつから流通の?

新紙幣の流通がいつからなのか…気になりますよね。キャッシュレス決済が多くなってきたとは言え、やはりお金といえばお札や硬貨をイメージするものです。

政府が新紙幣について発表したのは、2019年のこと。もうすでに4年近くも前なんですね。

そして、新しい紙幣の発行は2024年度の上半期がめど。千円札、5千円札、1万円札についてそれぞれ新札(新紙幣)の発行をスタートします。

発行がスタートするのが、2024年の上半期ですから、あと1年近くもあるわけです。

意外と先…ですよね。

あと1年近くは今の紙幣にお世話になることになりそうです。

どうして発表から5年もかかる?

紙幣を新しくすると発表されてから、実際に発行されるまで5年もの時間が必要なのはどうしてなのでしょうか。

デザインも使用される肖像画もすでに決まっているのに、不思議ですよね。
もっとはやくできないの?と思ってしまいますが、実はこれには理由があります。

まず、2024年から発行される新紙幣についての発表は、新しい元号が発表されてから4日後のことでした。

元号が変わるという日本にとっての一大イベントでもありますし、平成から令和になるときには、おめでたいお祭りムードでした。
昭和から平成になったときには、なかったあの明るい雰囲気のなかで、政府はあえて新しい紙幣の発表をしたのではないかとも言われています。

せっかくの新紙幣ですし、おめでたいムードの中で発表したほうがいい!そういった意図があったとしても不思議ではありませんよね。

この件に関しては「たまたま」という意見もありますが、たまたまだったとしてもおめでたい雰囲気の中で発表されたお札には、良いイメージがつきやすいのは事実と言っていいでしょう。

元号の発表と重なったのが偶然であっても、他にも理由はあります。
まず、紙幣を変えるのはそう簡単なことではありません。今日、発表して「来週から変えちゃいます!」なんてことはできない。日本という国が発行するお金ですから、デザインが決まってからもいろいろな準備が必要です。

その準備期間を置くためにも、早めに発表されるものなのです。

お札のデザインを定期的に変えるのはどうして?

お札や硬貨のデザインは、ずっと同じではありません。今、流通しているお札の前のデザインを覚えている!夏目漱石の千円札や、新渡戸稲造の五千円札を記憶している人もいらっしゃるはずです。

別に、お札のデザインをわざわざ変えなくても「同じでもよくない?」と思いますよね。

確かに、一般市民にとってはお札のデザインはさほど問題ではないでしょう。ちゃんと使えればそれでいい!ですよね。

でも、この「ちゃんと使える」を担保するためには、偽造されにくいお札である必要があります。

リニューアルするのは、ただデザインをもっとよくしたい!とかおしゃれなお札をつくりたいからではないのです。

お札を定期的にデザイン変更してリニューアルすることで、新しい偽造防止技術を取り入れてより、偽造されにくい信頼度が高いお札をつくることができるのです。

実際に、日本のお札に使われている印刷技術は世界でも屈指!技術防止の様々な工夫が懲らされています。

すかしなどはその代表的なものですが、技術防止の印刷技術や工夫の中にはトップシークレットのものもあるそうです。

国家の信頼にもかかわりますから、偽造されやすいお札を発行するわけにはいきません。そして、私たちにとっても「お金がホンモノ」であることはとても重要なことです。

偽造紙幣がつくられないようにする!これが定期的なリニューアルの理由です。

ちなみに、新しい紙幣では

新一万円札:渋沢栄一
新五千円札:津田梅子
新千円札:北里柴三郎

の肖像画が採用されています。

まとめ

今回は、2019年に発表された新しいお札についてお話ししました。
発表されてから随分と時間が経っていますが、新紙幣の発行は2024年の上半期からですのであと一年ほど先のことです。

早めに発表するのは、新紙幣に対応した準備をするためです。

お札のリニューアルは、偽造防止が主な理由で、新紙幣にも日本の素晴らしい印刷技術が使用されています。あと一年、新しい紙幣が手元に届くのを待つことにしましょう。