こんにちは、億持ってない億男です。
物価高で「生活が苦しい」という声が聞こえてくる昨今・・・確かに様々なものが値上げされています。円安の影響で輸入製品はお高めですし、ガソリン価格も高値で推移しています。
他にも、食料品や光熱費なども値上げされています。スーパーでお買い物をしたときに「今までより高くない?」と感じることがあるのではないでしょうか。
そして、値上げの波は配送料金にも影響しています。この秋には手紙の郵便料金が値上げされます。
今回は、配送料金の値上げについてお話ししたいと思います。
10月からの郵便料金の値上げが決定
2024年5月21日に手紙とはがきの料金の値上げが閣議決定で了承されました。消費税の引き上げでの値上げを除けば約30年ぶりの値上げとなります。
手紙は25g以下と50g以下が110円(現在は25g84円 50g94円) はがきは85円(現在は63円)となります。他にもレターパックの料金も値上げが検討されているそうです。
ついつい「値上げ」と言われると敏感になってしまって「えー、もうやだ。安くしてよ」と思うかもしれませんが、郵便事業は赤字で値上げをしない場合、約3000億円の赤字になる見通しです。
2001年をピークに国内郵便の利用は低迷しており、今も減少傾向にあります。
郵便を使う人が少なくなった理由は敵に渡りますが、その要因のひとつはメールやSNSの普及で手紙やはがきを利用する機会が減ったこともあるでしょう。
そのうえ、最近ではガソリン価格も高騰していますので、運送コストが高くなっていることは想像に難くありません。この状況であれば値上げは致し方ないとも言えるでしょう。
郵便が私達の生活にとって必要不可欠なものである以上、事業を継続するための値上げは受け入れるしかないでしょう。
他の配送事業者も値上げしている
郵便料金の値上げは大きくニュースになっていますが、値上げしているのは郵政公社だけではありません。
2024年4月1日には、ヤマト運輸と佐川急便が配送料金の値上げを発表しました。ヤマト運輸は2%程度、佐川急便は7%の値上げをしています。
配送料金に関しては、すでに値上げの波が来ていたのです。
配送料金の値上げはどんなところで影響する?
配送料金の値上げは、ネットショップの利用やフリマアプリ・ネットオークションの利用時に特に解りやすくなるでしょう。
例えば、ネットショップの利用時の配送料金が高くなったり、○○○○円以上購入すれば送料無料というサービスの送料無料のラインが引き上げられる可能性があります。
そして、フリマアプリやネットオークションの利用時にも配送料金は大きく影響します。出品者側からすれば、送料込みで出品した場合の自分の普段が増えますし、購入者側から見れば、送料が値上げされた分だけ価格に反映されることになります。
ネットショップやフリマアプリはとても便利ですが、その際には必ずと言っていいほど配送料金が必要です。ネットショップも通販も利用しないのであればそれほど影響はないかもしれませんが、多くの人の生活に影響することとなります。
配送料金の節約はできる?
値上げは仕方ありませんが、できるだけ送料を節約したいというのも本音です。
送料を低く抑えるためには、送料が決まるポイントを押さえることです。例えば、定形外郵便は重さで値段が決まります。ゆうパックや宅配便などは大きさと重さです。
つまり、定形外郵便であれば軽いものの発送に適していますし、ゆうパックや宅配便の場合は、重さとサイズを考慮して小さくするようにすればいいのです。例えば、衣類を発送する場合は圧縮袋に入れて圧縮するなどの方法をとれば小さくすることができます。配送する前に自宅で計測して、サイズオーバーするようであればコンパクトにしてから発送すると数百円の節約になります。
ネットショップであれば、できるだけまとめて購入するように工夫するのがよさそうです。普段はお店で買っているものもネットショップで購入したほうが安い場合もあります。普段購入しているものの価格や購入サイクルを工夫してみましょう。
まとめ
今回は、配送料金の値上げについてお話ししました。
2024年10月から手紙とはがきの料金が値上げされることが閣議決定されました。レターパックや速達についても値上げされる見込みです。ヤマト運輸や佐川急便も2024年4月に配送料金を値上げしています。
人件費の高騰やガソリン価格の高騰でのコスト増が主な原因と考えられています。郵便に関しては、利用者が減っていることも値上げの要因です。
値上げは致し方ありませんが、送料節約のためにネットショップの利用時にはまとめて注文したり、発送の際には大きさをできるだけコンパクトにするなどの工夫ができます。