こんにちは、億持ってない億男です。
国際ロマンス詐欺…インターネットニュースや報道番組などで聞いたことありませんか？
ものすごくキャッチーなタイトルの国際ロマンス詐欺。とうとう逮捕者まで出たのは記憶に新しいところです。
今回は今、問題になっている国際ロマンス詐欺についてのお話です。
「まさか！自分が騙されるわけない！」なんて思わずにお読みいただければ幸いです。
国際ロマンス詐欺って？
国際ロマンス詐欺とは、SNSなどインターネットで知り合った異性からお金を騙し取るというものです。
インターネットなどで知り合った見ず知らずの異性に対して、ロマンス…つまり恋愛感情を抱かせたり、恋人や場合によっては婚約者かのような言葉で巧みに近づいてきて、最後はお金を送らせるというもの。
最初から「お金が欲しい」というのではなく、最初は恋人のような甘い言葉を並べてコミュニケーションを重ねてくるのが特徴。
オレオレ詐欺などはいきなりお金を請求しますが、国際ロマンス詐欺は時間をかけて恋人のような疑似体験をさせたあとで言葉巧みにお金を騙し取るという手口です。
相手とされるのは外国人が多く、日本人女性を騙して恋愛感情を抱かせてからお金を騙し取ることから「国際ロマンス詐欺」と言われているんです。
国際ロマンス詐欺の出会いはどこ？
国際ロマンス詐欺なんて！そもそも外国人との交流なんてないから大丈夫！
と思われるかもしれません。
ですが、国際ロマンス詐欺の出会いの場はインターネット。SNSなどで知り合った外国人が甘い言葉を投げかけてきたり、恋人みたいなやりとりを始めたらこれは危険！
オンラインで世界中の人とつながれる今の時代…国際にもロマンスにも「程遠い」と思いこんでいる人にもリスクがあるのです。
国際ロマンス詐欺の被害にあった人は、直接、その外国人と知り合ったのではなくマッチングアプリやSNSなどで知り合っています。
そして、当然ですが一度も会うことはありません。
インターネットという顔が見えない世界で架空の人物を作り上げてお金を騙し取るのです。
国際ロマンス詐欺は、最初は普通の雑談からスタートしてだんだん甘い言葉に移行。最後にお金を騙し取るんですが、言葉にするよりずっと巧みです。
ある程度の時間をかけてコミュニケーションを取るため、信頼関係があるように見せかけて相手を安心させます。その感には甘い言葉や相手が喜びそうな言葉をどんどん発しますから、被害者は「本気で好きになってしまう」わけです。
この恋心につけ込むのが国際ロマンス詐欺。お金を騙し取る手口は実に多様ですが
「会いに行きたいからお金を送って欲しい」
「病気になってしまった」
「関税が発生したが払えないので建て替えてほしい」
などなど、一見、ありそう。なものばかり…。しかもこの時に相手に恋心を、抱いていますから「好きな人を助けたい！」「私が何とかしてあげないと！」という恋愛心理が働きます。これを悪用するのが国際ロマンス詐欺です。
外国人の設定も多様で、軍人・弁護士・医者・パイロットなどなど。
どのキャラクターでもとにかく優しく、女性を喜ばせるような言葉をSNSのダイレクトメッセージやLINEで送ってきます。
もし、あなたやあなたの周りでマッチングアプリやSNSなどで知り合った外国人と会ったこともないけどいい感じ…と言っている人がいたら注意したほうがいいかもしれません。
国際ロマンス詐欺かな？と思ったら
逮捕者まででた国際ロマンス詐欺ですが「あれ？これは国際ロマンス詐欺では？」と思ったら会話の記録やSNSのアカウントなどをすべて保存しては警察に届け出をしましょう。
国際ロマンス詐欺の背後には大きなマフィア的な組織があるとも言われていますし、警察には相談したほうが賢明。その後、もしすでにお金を騙し取られているなら弁護士や消費者センターなどに相談もできます。
ただ、国際ロマンス詐欺は拠点が外国にあって日本の捜査機関の捜査の手が届かないことも。もちろん、弁護士に相談してもどうしようもないケースもありますし、消費者センターもどうにもできないケースもあります。
ですので、会ったこともない人にお金を送るのはやめておくという自衛が極めて重要です。
まとめ
今回は、国際ロマンス詐欺についてお話ししました。
国際ロマンス詐欺とは、インターネットで知り合ったターゲットに恋人であるかのような対応をして恋心を抱かせたあとで言葉巧みにお金を騙し取るというものです。
恋心を利用して働く詐欺であることから、国際ロマンス詐欺と呼ばれています。
国際ロマンスにもしあってしまったら、警察や弁護士への相談がオススメ。ですが、拠点が外国にあるケースもあって捜査に限界があります。
怪しいと思ったらお金を送らないこと。そして、おかしいと思ったらすぐに警察などに相談するようにしましょう。