おつり投資の運用方法と特徴

こんばんは、億持ってない億男です。

近年ではフィンテック（金融とIT技術を組み合わせたテクノロジー）が発達し、投資が気軽なものになりました。例えば少額で投資をすることが可能といったサービスがあり、大金がなければ投資はできないというイメージの持っている方にとっては、ハードルが下がるのではないでしょうか。

そこで、今回は最近話題になっているおつり投資に注目し、人気のサービスや特徴、メリット、デメリットをご紹介します。

おつり投資とは？

おつり投資は、小額から始められる投資のサービスの中の一つで、日々の買い物で発生するおつりで、投資できるというサービスです。

おつり投資をしているサービスで口座を開設することですぐに投資を始められますので、特別に投資のためにお金を用意する必要がないため、簡単に投資ができるメリットがあり、運用も自動で行われるので、手間もかかりません。

おつり投資は、クレジットカードや電子マネーで買い物をした際に、おつりの1,000円未満の端数を投資にまわせるという設定をすることで、買い物のたびにおつり投資ができる仕組みとなっています。

例えば1,800円の商品をクレジットカードで買い物した際に、1,000円未満の800円が端数に該当するので、800円を投資できるというイメージです。

初期設定に家計簿アプリなどの連携が必要ですが、設定は最初だけなので、運用自体は簡単です。

おつり投資ができるサービスをまとめてみたので、ご紹介します。

マメタスはウェルスナビが運営しているロボアドバイザーが運用するおつり投資です。

おつり金額の端数設定は、100円、500円、1000円から選択でき、Moneytreeアカウントと連携したクレジットカードで買い物をすると、おつりが投資され、運用手数料は1％かかりますがそれ以外の手数料はかかりません。

投資対象は、海外ETFとなっていて自分では投資対象を選択できませんが、ウェルスナビのロボアドバイザーが自動で運用をするため、手間がかかりません。

トラノコでは月額300円（税込）で利用できるおつり投資サービスで、マメタス同様クレジットカードや電子マネーを登録することで、買い物から発生したおつりを投資に回せます。

トラノコから投資できる対象は国内・海外ETFとなっており、3種類から選ぶことができます。

リスクを抑え、堅実に少しずつ資産を増やしていく安定を重視した投資スタイル

リスクとリターンが半分ずつほどで、株式などリスクのあるものが割合に含まれています。

株の割合が高く、リターンの割合が高くなりますが、株価が暴落した際には資産が大きく減少する可能性があります。

連携するアカウントはマネーフォワードやZaimなどでクレジットカードや銀行口座を連携する必要があります。運用手数料は0.3％かかります。

マメタスもトラノコも両者ともにApp Store、Google Playでダウンロードし、登録することができます。

設定した金額分の端数を投資に回せるので、少額からの投資ができるため精神的な負担を減らすことができます。

さらに、おつりから投資された資産が自動で運用されるので入金や運用の手間ほとんどかからず、初心者の方も扱いやすいです。セキュリティもしっかりしているので、安心して運用できます。

トラノコに関しては、月額300円かかるのに対し、マメタスは投資額が1万円に達しないと資産運用ができません。さらに、運用実績が詳しく見えにくいという点があるので、気になる人にはデメリットに感じるかもしれません。

投資スタイルがあくまでも少額であるため、大きな資産を運用するというスタイルではなく、最初は運用しても成果がでにくいかもしれません。毎日の積み重ねでコツコツおつりから投資していき、利益を作っていくため、長期的な目線で運用をしていく必要があります。

1週間や1か月という間隔というよりは、年間で利益を狙っていくというスタイルであるため、すぐに利益を出したいという方には、向いていないかもしれません。

また、現金派でクレジットカードや電子マネーで普段買い物をしないという方は、クレジットカードや電子マネーを発行し、利用していかなければなりませんので、現金派の方は大きく生活スタイルを変えていく必要があります。

今回はおつり投資についてご紹介しました。マメタスとトラノコの2つのサービスは両者ともに初心者の方にもおすすめで、最初の設定や口座の開設さえ済ませてしまえばあとは自動で簡単に資産運用ができます。

「資産運用に興味はあるけど、手を出しにくい」「忙しくてじっくり資産運用ができない「投資をしたいけど何をすればいいかわからない」という方におつり投資はおすすめです。

自分の投資のスタイルや方針にあったサービスを利用し、おつり投資をご検討ください。