こんばんは 、億持ってない億男です。
新しい資産運用の形であり、高い利回りと収益性で注目を浴びているソーシャルレンディングについてご紹介します。「高い利回りでリスクが少ない」と詐欺じゃないか、と疑われがちですが、ソーシャルレンディングのサービスやメリット、注意点などを踏まえてご紹介します。
ソーシャルレンディングとは?
簡単に説明するとインターネット上で融資をする仕組みで、インターネットから多くの投資家からお金を集めて企業や人にお金の貸し付けを行うサービスです。
クラウドファンディングと非常に似ていますが、相違点を挙げるならば、クラウドファンディングは支援ですが、ソーシャルレンディングは投資であるので、高い金利での利子がついて貸し付けたお金が返済されます。
ソーシャルレンディングのメリットとデメリット
・メリット
利回りが非常に高いことが挙げられます。銀行の定期預金でもだいたい0.2%~0.3%くらいが平均的ですが、ソーシャルレンディングでは、5%~10%と非常に高い水準の利回となっており、投資に必要な手続きも、インターネット上で簡単に行えることから、手軽に投資が可能です。
最近増えているソーシャルレンディングのサービスでは、1万円程度からの投資が可能なものもあり、大きな資金を用意する必要もないので、投資初心者にもおすすめです。
短期間で一攫千金を狙う方にとっては、向いていないかもしれません。
・デメリット
ソーシャルレンディングの投資は、例えば投資の運用期間が3年で投資金額が5万円を6%の利回りのファンドに申込を行った場合、3年の期間はお金を引き出すことはできず、ファンドの途中解約を行えません。ファンドの運用が修了してからようやく投資したお金を引き出すことができます。
さらに、高い利回りでありながらも、元本(投資にまわしたお金)保証を行うわけではありませんので、運用結果元本未満のお金が返ってくるという可能性もあります。また、満期までにお金が返ってこず、期日が後ろ倒しになるという可能性もあります。
そして、投資をするファンドの事業不振などの理由で、貸付金の返済不可能に陥るという大きなリスクもあり、その可能性もあるということに注意しながら投資を行う必要があります。
兼業投資がおすすめ
以上の特徴やメリットやデメリットを踏まえると、ソーシャルレンディングは、投資に回したお金は満期になるまでは返ってこないので、投資さえしてしまえばあとは放置して満期を待つだけとなります。
企業に勤める方たちは、仕事や家庭のこともあるので、この売買を繰り返すだけで、高い利回りで資産を築くことができます。また、この待っている間に、ソーシャルレンディングでさらにほかのファンドへ投資し、リスクを分散することも作戦の一つです。
そのほかにも、満期を待つ間に積立投資や、株、おつり投資など自分ができる範囲で投資をすることがおすすめです。
おすすめのサービス
ソーシャルレンディングのサービスはここ数年で非常に増えてきております。そこで、ここでおすすめのサービスをいくつかご紹介します。
1.SBIソーシャルレンディング
投資サービスが豊富なSBIグループが展開しているソーシャルレンディングサービスです。
2011年3月よりソーシャルレンディング事業に参入し、安定した運用、コンプライアンスが徹底されていると信頼性の高いサービスです。さらに、定期的なキャッシュバックキャンペーンや、出金手数料が無料であるという点も評判の良さとなっています。
2.Owners Book(オーナーズブック)
ロードキャピタル株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスで、ロードキャピタル株式会社は不動産のプロが多数在籍している会社で、非常に安定した運用を行えると高い評判を得ています。
財務状況が開示されていることや、SNS機能があるなど豊富な機能もあることから人気を得ている一方、不動産がメインのソーシャルレンディングであるため不動産市場の影響が運用に受けることもあります。
運用の注意点
ソーシャルレンディングでは、投資先は明確にはなっているものの、借り手の情報は完全に把握できません。デメリットでも挙げましたが、返済遅延のリスクや、ファンドの事業不振による貸し倒れが起きる可能性もあり、投資には注意が必要です。
また、近年ソーシャルレンディングのサービスが増えてきているため、しっかりと利用するサービスを選択しましょう。本記事で挙げた2つのサービスは、信頼できますが、自分の目で良く調べてから利用するようにしましょう。
まとめ
ソーシャルレンディングによって株のような大きなリターンは見込めませんが、手間がかからず、高い利益で安定した収益があるというのは楽で、忙しい現代人や投資初心者の方にピッタリのサービスだと思います。
投資の際は、ソーシャルレンディングのサービスの見極めとファンドの案件の見極めをしっかりと行い、注意しながら投資を行いましょう。