こんばんは、億持ってない億男です。
突然ですが・・・パチンコをしたことがありますか?
町中にたくさんあるパチンコ店ですが、そのギャンブル性に依存してしまう方もいるという話を聞いたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、日本には公営のギャンブルもありますし、ギャンブルも自分のお小遣いの範囲内で楽しむ分には誰からも責められるものではありません。
ですが、最近、パチンコ店で「お金を貸してあげる」と声をかけてくる怪しい街金業者があるといわれています。
今回は、パチンコ金融と呼ばれる危険な罠についてご紹介して注意喚起をしたいと思います。
パチンコ金融とは
パチンコ金融とは、パチンコ店の駐車場などで、パチンコに依存してはまってしまっているような人に声をかけてお金を貸す人たちのことです。当然ですが、銀行や消費者金融といったものではなく、いわゆるヤミ金や街金といった類いになります。
パチンコをしていて、ついつい「あと少しあれば勝てたのに・・・」なんて思ってしまう人もいるわけですが、そういった心理を利用して「お金を貸す」のがパチンコ金融です。
もちろん、多くの場合、許可を受けずにお金を貸しています。
パチンコ店は集客力がありますし、パチンコ店の駐車場には「あと1万円でいいから貸して欲しい」と思っている人も一定数いる・・・パチンコ店の駐車場で声をかけてくるケースもあると言われていますし、パチンコ店のすぐ近くに店舗を出しているケースもあるんだとか・・・。他にも、車のワイパーや自転車のカゴにチラシを入れていたり、パチンコ店の周辺に看板を出しているということもあります。
パチンコ金融の甘い言葉
パチンコ金融は、パチンコやスロットにはまっている人をターゲットにしています。
そして「パチンコで勝ったらその日のうちに返済してもいい」などと甘い言葉で勧誘をすることがあります。
通常の精神状態であれば「危ない」ことは解るのですが、パチンコにはまってしまっている場合は、正しい判断ができずにパチンコ金融に手を出してしまうというケースもあります。
パチンコ金融はその場で現金融資していますから、借り手すぐにま店内に戻ってパチンコができるというわけ・・・パチンコにはまってしまっている人はからすれば「借りて勝ちたい」と思わせてしまう要素があるんです。
金利は違法なケースが多く取り立ても激しい
もう、ここまで話をしてくれば、ピンとくると思うのですが、パチンコ金融の金利は違法な金利設定がされているケースが多いのが現状です。
そして、融資金額から手数料を差し引いた金額を渡すという手法をとっているところもあるため、金利はとんでもない利率になってしまうことも珍しくありません。
ですが、パチンコはギャンブル・・・パチンコ金融で借りて「勝って返せる」ということももちろんあるでしょう。ですが、ギャンブルで絶対に勝つということはありませんし、ずっと勝ち続けることも不可能です。仮にずっと勝てるならパチンコ金融でお金を借りる必要はないわけですし、そもそもパチンコ店は経営が成り立たなくなってしまいます。
つまり、パチンコ金融で借りて「返せない」ということもあるわけです。となると、今度は、激しい取り立てが始まる・・・。パチンコ金融でお金を借りるときに本人確認がされますので、自宅や場合によっては勤め先もバレてしまいます。
元々、違法な金利や手数料でお金を貸しているわけですから、取り立ての際に法律のルールを守って取り立てをするということは考えにくく、激しい取り立てがされることが多くなります。
もしうっかり手を出してしまったら・・・
ヤミ金や街金の一種といえるパチンコ金融ですが、もしうっかり手を出してしまったらどうしたらいいのでしょうか。
そのような場合は、借金問題を取り扱っている弁護士事務所に早めに相談するのがいいでしょう。また、取り立てなどで脅迫や暴力、器物破損などがあった場合などは、警察に連絡してかまいません。
トラブルになってしまったら、一人で解決するのは難しいので、警察や弁護士といった人たちを頼って平和に合法に解決しましょう。
まとめ
今回は、パチンコ金融について、その手口などをご紹介しました。
ヤミ金と一種のパチンコ金融ですが、ヤミ金だとは思わずにお金を借りてしまったというケースもありますし、パチンコにはまって正常な判断ができずに手を出してしまったというケースもあります。
パチンコ店で声をかけてくる人や、パチンコをしている間にチラシを入れられていたりしても、絶対にパチンコ金融に手を出すことがないようにしましょう。
パチンコ金融は、違法な金利や激しい取り立てなど、リスクしかないヤミ金ですので絶対に関わってはいけません。もし、うっかり手を出してしまった場合は、警察や弁護士に早めに相談して解決するのがベストです。